ここのところ、旦那さんとの間に何も問題がなく、カサンドラ状態になることもなく、幸せに暮らしていたのですが…

何か問題が起こったときに、話し合いで解決できないのだ、ということをすっかり忘れていました。

 

私のアルバイトは、お正月も出勤しなければいけない。

店長から一日ずっと働いてもらうことはできないか?と言われたことが発端です。

 

正直、嬉しかったです。役に立てているのか不安だったのに、働いてくれたら助かる、と言ってもらえたことが。私個人の気持ちは、働きたい、でした。

しかし、お正月は毎年義実家で過ごすのが結婚して以来、毎年恒例行事です。

旦那は仕事が休みなので、子どもの面倒は彼に見てもらうつもりでした。

しかし、義実家に行けば彼はお正月気分でゴロゴロ酒を飲み、義母さんが子どもの面倒をみることになるでしょう。

嫁として、おさんどんするべきなのはわかっているんです。

でも、仕事もしたい。

 

だから、「私が仕事が休みの日に、ゆっくり義実家に帰らない?2、3日は休めると思うし。」

と伝えてみました。

その答えは

「は?お前が仕事なら俺一人で家に帰るぞ。子どもも連れて。」

でした。

 

…言い方を間違えたようです。

 

「いや、子どもを連れていくと、義母さんが大変だから、私が行けるときじゃないと義実家に行かれては困るんだけど。」

と言ってみました。

「…俺から電話してみる。」

 

お正月に実家で過ごす、ということは変えられないようです。

 

ここでつい、子どもを一人で面倒見るのがイヤだからなんじゃないか、とか、義母さんに甘えたいからじゃないか、とか考えがちですが…

 

きっと、毎年そうするもの、と決まっているから変えられない、が正解なのかもしれないですね。

 

こうなると、旦那の方は絶対揺るぎません。

 

結局、義母さんと相談して、晩ごはんに間に合う時間に帰る、ということで決着しました。

 

 

問題が解決すれば、それでいいのですが…。

言いようのないむなしさが襲ってきます。

夫婦って、なんだろう?父親って、なんだろう?

 

アスペルガーの人は、一つの役割しか演じられないのですよね。

仕事の自分と父親の自分。二つ演じている彼は、優秀ですね。

 

夫不在の結婚生活に疲れていく。

これがカサンドラなのでしょうか。