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今日は
豪商に学ぶ商才の知恵パート③松前屋西川伝右衛門 北海を制す
を掲載したいと思います。
以前のブログで近江商人の天秤棒商法を掲載しました。
詳しくは、
豪商に学ぶ商才の知恵パート①
をご覧ください。
近江商人の天秤棒商法は「鋸り商内」ともいわれ、天秤棒で商品を運んで行商するのです。
商品が完売したら、帰りは出先の特産物を安く仕入れて持ち帰り、上方で売りさばく。
往復とも無駄にしない「鋸り商内」をして商いをしていたのです。
彼ら近江商人は足を棒にして売り歩きながら、次の商いに必要な貴重な情報を常に探っていて、
それが彼らの情報収穫のための鋭い嗅覚を作る方法でもあったのです。これが商才を養う
ことになり、やがては豪商と呼ばれる人が出てくるのです。
近江商人は千両たまっても行商をやめない商人が多いので、「近江の千両天秤」と
いわれました。
天秤棒一本の行商からはじまり、もう大丈夫というほどの巨富を築いて、彼らははじめて
地方に店をかまえるのです。出店は「釜の飯」が食べられる、消費人口の多い場所が選ばれ
るのです。
江戸時代、近江八幡(現在の滋賀県)からは、西川姓を名乗る豪商が数多く輩出されましたが、
松前屋西川家は北海(現北海道)の松前に本拠地を置いて17世紀中ごろから幕末明治の
二百余年つづくのです。
初代松前屋西川伝右衛門は創業者として、次のような家訓を子孫に残しています。
子孫たるもの決して郷里において田畑をあがない、あるいは事業を起こすことなかれ。
余財あれば必ず北海事業の振興刷新に投ぜよ。わが家は松前において興る。したがって松前
にて滅ぶも毫(ごう)も悔いなし。
この心意気は十分に伝えられた。松前屋西川家は、海運業者と漁業経営者を兼ねる松前城下
有数の大店として発展しつづけるのです。
この続きは次回に。。。
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つづく