第15講 手ごわい部下の指導の方法 | ドラッグストア総合研究所~3年でやめないドラッグストア薬剤師を作る 

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ドラッグストア薬剤師15年×ドラッグストア薬剤師店長8年の所長による人材セミナー型ブログ

みなさんこんにちはドラッグストア総合研究所所長 freestyle9999です。

今日は部下の育成法についてお話したいと思います。

部下の育成法については、いろいろ方法はあると思いますが、私は材料をできるだけ与えて、
自分で取捨選択してもらう方法を原則としていました。

まず一般社員のこには

①ルーチンワークに意味とその流れ
    第7講で説明しました、1日の流れ、1週間の流れ、1か月の流れ、1年の流れ
    (ただし、1年の流れは主に54週のプロモーションのセオリー)

②プロモーションの指導

③自分の担当の数字
    ふしぎなことにプロモーションができても、数字がわからないこが多々います。
    また、数字を教えると初めて習いましたという社員が多いのです。

    数字に指導も上司の仕事ではないのか??
    と、疑問をもったものです。

    数字を理解してちょっときついぐらいの実現可能な目標をたて、
    それに向かって努力するのが一番効果でるやり方です。
     
    それに対し、ただやみくもに売っていては、よほどの能力または経験がないと
    結果を出すに、すごい労力を要します。

    ゴールの見えないクロールはきついですよね、ゴールが見えれば計画的に息継ぎができ
    タイムも縮まります。

④人を動かすにはどうすればいいか?
    自分の仕事を見せて動いてもらえるようになる
    商品をもとに団結する
    模範となる接客をし、自分に説得力をつける


 おもにこれぐらいを指導するでしょうか??
 
 しかしながら、今日の主題はこれらではありません。

 一番てごわい部下はどんな部下ですか????

 私の考える一番てごわい部下は「時間を無駄に使う部下」です。
 
 ただなんとなく、時間がすぎていってしまう部下が一番大変です。

 生みの苦しみの時間ならその時間は無駄ではないですが、そうでないケースが
 見受けられるのが「最恐の部下」の特徴です。

 しかしながら、部下の成長を待てない上司、会社に教育や成長の資格はありません。
 私は成長のための時間なら少し過剰なくらい結果を求めずに気長に指導するのですが、
 時間を無駄にしている部下には以下の方法をとります。


 ①とにかくスケジューリングを体にしみこませるために1時間ごとに予定をくませ、 
  1時間を終わるたびに報告をさせる。結果を必ず評価する。

  スケジュールが組めない場合は、こちらから提示する。

 ②これが身についたら、スケジューリングを何時間かごとに自分で組ませ、
  その節目に報告させる。

 ③次に1日単位でまかせて、1日の終わりに報告させる。


 だんだん任せる範囲を広げていきます。

 スケジューリングができない人が一番手ごわいと思われますが、
 わからない、できない人には一番小さい単位で教え、だんだん大きい単位に広げていくのが
 遠回りに見えて、一番近道のように思えます。

 また、今の部下たちは、人件費コントロールの悪影響で、指導されたことがない人も多いので
 かわいそうな面もあります。

 社会人なので、教えてくれるのをまっていてはダメですが、結果を出さなきゃいけないんだから
 部下の教育は必須だと私は思います。

 また、最小単位→大きい単位はプロモーションの教育にも、ほかの教育でもなんでも応用がききます。

 たとえば、「プロモーションがうまくできない部下」がいたとします。

 ①プロモーションの意味の説明
 ②いっしょに並べる
 ③並び順・フェイス数のストーリーの説明
 ④POPも一緒につける
 ⑤POPの情報提示の方法や工夫の説明

 と、一通り、一緒にやってエンドづくりとは何かを教え、次に1本まかせる。
 
 1本できたら、修正、指導。合格点のエンドを完成してもらう。

 1本できたら、2本、それができたら3本と増やしていく。

 売り場をカバーできるだけのスキルがついたら、自分の担当の売り場もアロケーションを
 考えてもらう。

 このように、プロモーションについても、てとり足とりから自立まで、この考え方で指導できます。

 
 要するに、てごわい部下の指導方法は

 ①理解や実行できる単位まで仕事をかみくだいて、理解させること。
  また、その最小単位を見極めること

 ②その部下が費やしている時間が「生みの苦しみ」か「ただなんとなく」かを見極めること

 ③「ただなんとなく」に入る部下にはとにかく、最小単位で計画・実行・報告させる。
   管理の最小単位は私の経験だと、1時間だと思います。

   過去、1時間ごとに部下に報告させた例も私にはあります。

 
  どちらにしても、部下に成長の意思がなければ、部下は成長しません。
 
  成長の意思を促すような言葉をなげかけるのも一つの手ではありあすが
  少々サービスしすぎかもしれません。
  
  

 以上、今日は手ごわい部下の指導法を説明してみました。
 今回紹介したのは、具体例ではなく、指導にあたるときの
 仕事や計画の与え方・管理の仕方、またそれに伴う仕事の委任の広げ方など
 です。

 簡単にいうと、手ごわい相手ほど「ほぼマンツーマン」になります。(笑)
 上司は自分の仕事の合間をぬって、指導しなければならないので大変です。


 あなたのまわりに手ごわい部下はいますか???