本日、日銀が追加金融緩和策の検討に入ったとの報道がありました。デフレ脱出するには、金融緩和政策の維持と拡大をせざる得なかったでしょう。

 経済の規模を大きくしていくには、何かひとつの目的物を立てて、それをてこにして拡大させる方法があります。その目的物は往々に不動産が選ばれます。要は不動産の価格を上げさせれば、経済の全体が牽引され、経済の規模が大きくなっていき、デフレも自然に解消されるのです。

 デフレ脱却と不動産価格上昇は対の関係になっているようで、経済は常にバブルの中で成長しています。バブルの形成とバブルの破滅はひとつの循環になっているようです。

 20世紀30年代の世界恐慌は長引いたのが金本位制のもと、貨幣の発行が制約されたことと各国の協力体制ができていなかったからです。今回のバブル崩壊はただ前述したような循環の一環で、これからは再びバブル形成に向かっていくでしょう。

 そのバブル形成過程の中で不動産株と金融株はその恩恵を受けるでしょう。


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