久しぶりのブログは映画『華麗なるギャツビー』
こちら全米公開バージョン
背後に目があるかないかの違いですが
1920年代のアメリカを舞台に大富豪のギャツビーと上流階級の人間達の華やかな世界に潜む苦悩を描き出した人間ドラマ
原作『The Great Gatsby』は1925年に出版されたF・スコット・フイッツジェラルドの代表作であり、アメリカ文学でもっとも有名で古典的な小説の1つ
今まで4回も映画化されていて今回が5回目で、1974年にロバート・レッドフォードとミア・ファローが出演した作品が人気なのです
製作・脚本・監督は『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』などのバズ・ラーマン
2004年にニコール・キッドマンを起用したCHANELのCMは、CMとしては異例の120秒の長さと250人のエキストラと3,000万ドルの宝石が使われ、ニコール・キッドマンのギャラが約4億円だったのが話題になったのです
(;゜0゜)
製作総指揮とサウンドトラックはビヨンセの旦那さんでもある、【世界的にもっとも頂点に君臨するラッパー】と言われているジェイ・Z
美術は『ムーラン・ルージュ』でアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞したキャサリン・マーティン
バズ・ラーマン監督とは大学時代からの知り合いで奥さんでもあり、監督の全作品の美術を担当しているウーマン
音楽はバズ・ラーマン作品の他に『交渉人』『ボーン・コレクター』『トゥームレイダー2』など手掛けているクレイグ・アームストロング
主人公ジェイ・ギャツビーには『ギルバート・グレイプ』『ロミオ+ジュリエット』『タイタニック』『アビエイター』』など、世界のレオ様なレオナルド・ディカプリオ
バズ・ラーマン監督作品は1996年の『ロミオ+ジュリエット』以来13年ぶりの出演
ギャツビー邸の隣に越してくる本作では物語の語り手的な作家志望のニックには『カラー・オブ・ハート』『スパイダーマン』シリーズなどのトビー・マグワイア
ニックの親友トムには『遊星からの物体X ファーストコンタクト』『ゼロ・ダーク・サーティ』のジョエル・エドガートン
本作のヒロインでありトムの奥さんデイジーには『プライドと偏見』『17歳の肖像』『ドライブ』などのキャリー・マリガン
プロゴルファーでデイジーの親友なジョーダンには、バレエダンサーから演劇に転身してファッション誌『VOGUE』のモデルを務め、本作がメジャー映画初出演になるエリザベス・デビッキ
出演作品はゼロに等しいながら無限の魅力を秘めた一押しな女優さん
(^^)
1920年代、アメリカ中西部から大都会ニューヨークにやってきた作家志望のニックは、毎晩ゴージャスなパーティーを開いている大富豪ジェイ・ギャツビーのお隣に引っ越してくる
ニックはそんなゴージャスな世界に足を踏み入れて、大富豪ジェイ・ギャツビーと仲良くなることに
しかしそれは彼の真の姿を見ることになるのです
本作は今年5月に開催された第66回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として3Dで上映されている
3Dと言えばCGアニメやVFXを駆使したアクションではありがち
でも本作はジャンル的には人間ドラマ
割増し料金を払って3Dで見る価値があるかどうかは分からないけれど、ギャツビー邸で毎夜行われるゴージャスなパーティーのシーンは3Dで見てみたい
(^。^)
おすすめ度★★
(監督バズ・ラーマン、美術キャサリン・マーティン、音楽クレイグ・アームストロングは『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』から続く黄金トリオで、日本的に例えると【ラーマン組】とも言える鉄壁の製作スタッフ
華やかな演出や音楽などはこれまでの作品と同じく、監督バズ・ラーマンのクレジットがなくても一目で分かる一貫したぶれないモノがあって好きです
ぶっちゃけストーリーや演技より、映画全体の独創性あるラーマン節な雰囲気を存分に楽しんでほしい作品なのです)
6/14(金)から公開中