相葉さんと大野さんの暴走に話が進まない
自由奔放な2人に、それを黙って見詰める翔さんの眼が、最早、親だな
それも…超過保護な親バカな眼だ
話は進まないけど、翔さんの意外な一面を見れたから良しとするか
可愛いニノギツネも見れたしな(笑)
相 「松潤?顔が溶けてるよ?」
潤 「顔は溶けねぇから」
飽きたのか、オレにちょっかいを出しに来た相葉さんを目線で威嚇する
が、チラッと視線を寄越したニノに、何故かビクッと肩を震わせた翔さんとは対照的にまったく気付いちゃいねぇ
大物なのか、鈍感、天然なのか
まあ、天然には違いないんだが…
大野さんもまったくの無反応、か
潤 「で、その人が噂の大野さん?」
大 「……う、わさ?」
チッ、キョトンとした顔が可愛いじゃねぇか
翔 「ん、あの噂の大野智くん
で、俺の幼馴染みね」
潤 「幼馴染み?」
翔 「そ、で、この2人はは松本潤くんと二宮和也くんね
ニノ、二宮くんとは面識あるよね?」
大 「おぅ、二宮さんは知ってるぅ」
翔 「松本が営業1課なのは知ってる?」
大 「……ん~、……あっ…ぅん?…ん、…ん?」
すっげぇ悩んでる(笑)
オレ、これでも結構、有名人なんだけど
ポッと出の新入りが1課のエースで営業部長の右腕なんて呼ばれ、それで顔もいい…て、見学者まで来たりしてたんだけど
不思議の大野さんか、噂や流行に聡い奴が多い営業ではマジで異色だな
翔 「雅紀がBarで知り合って今回、協力してもらってるんだよ」
大 「相葉ちゃんがナンパしたんだ♪」
相 「ぐふふ♪だってね、すっごく目立ってたから気になっちゃって♪」
二 「貴方の所為で余計に目立ちましたけどね」
確かに注目の的だったな
相葉さんが騒ぐから
二 「大野さんは味方、って事でいいんですね?」
翔 「味方…まあ、敵ではないけど味方かは…微妙…かなぁ?
この人、自分の興味ある事でしか動かないから」
相 「あと、キレた時だよねぇ♪」
キレても無害っぽい感じけどな
いや…でも以前、翔さんが怒らせたらダメな人って言ってたか…?
怒った顔も…可愛そうだけどな
二 「大野さんって…怒ったりするんです?」
翔 「滅多にないけどね
でも絶対に敵にまわしちゃいけない人だから
もし智くんを本気で怒らせたら覚悟決めて」
潤 「覚悟って?」
翔 「死ぬ覚悟♪」
潤、二 「まさか(笑)」
死ぬ覚悟って、どう見ても弱そうじゃん(笑)
反撃されて大泣きするのが関の山、だろ
翔 「見た目で判断しちゃダメだからね
智くんと雅紀はマジで恐いから」
相 「俺、恐くない!!」
翔 「いやいやいや、雅紀の精神攻撃は洒落になんないからね」
大 「相葉ちゃんの発想は独特だからね♪」
翔 「精神科行きだよね」
大 「ね♪」
精神科行きの攻撃って、…何なんだ?
どうすりゃ相手を精神科行きに出来るんだ?
うっわ、んな攻撃…想像したくねぇ
鳥肌もんだわ 〟