数日前
その日はシッカリと睡眠を取りたかったので
珍しく
明かりを消して
(彼らが活発になるので普段は明るい部屋で寝ます)
床につきました
まぶたを閉じてしばらくすると
いました
遠くでしたが
青白い顔をした女性の首
無視すればいいものを
その時の僕は
好奇心が先走り
何者か探ろうと意識を向けてしまいました
数分後、とてつもなく後悔しました
その首は
ゆっくりとこちらに近づいてきたのです
気がつくと
もう、僕の顔の目の前に
悩みましたが
意を決して立ち上がり
明かりをつけました
明かりがついた瞬間
僕の体の周りには
白い手のような霧が数本
少し古い映画ですが
キアヌ・リーブス主演
『コンスタンティン』
をご存知ですか?
その中のワンシーン
主人公が地獄から現世に戻るのを邪魔する亡者達
主人公の足や体に何体もの亡者が絡みつきます
そんなシーンを彷彿とさせる体験でした