7月8日は第101回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。
今回は3~4年ぶりの方など5人の方が参加してくださいました。
今日は、特に地域の学校と支援学校の違いが話題になりました。
地域の学校ではインクルーシブ教育に取り組んでいますが、教員のスキル不足など、さまざまな課題があるようです。地域の小学校でもまれるのもよいが、もまれて何が得になるのか、それも良し悪しである。
支援学校では、社会へ出た時のために何が必要かを考え、どうやったらコミュニケーションをうまくとれるかなど、生活に根ざした指導を受けることができ、個別でSST(ソーシャルスキルトレーニング)をしてくれる。
支援の子を輝かせるにはどうしたらよいかを考えてくれている。
地域の小学校か特別支援学校のどちらにするか悩んでいる場合は1日かけて見学させてもらってはどうか、と提案してくださいました。
支援学校に入れることに躊躇されている親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、その子の自立に向けて必要なことが少しでも身につくように育ててくれることを考慮すれば、自ずと答が出てくるのではないでしょうか。
尾上さんが毎回口にされる言葉、“自尊感情を落とさずに自己肯定感を高める。”子どもの成長過程でとても大切なことですね。
ひとりのお母さんは、子どもは学校に行っていないけど、元気で安定した状態になってきた。つらい時のことを思えば今は幸せと語ってくださいました。
人に助けてもらえる子になるよう、どこを豊かに育てたいのか考える必要がある。心に響いた尾上さんの言葉でした。
いつも、的確なアドバイスで、不安をかかえたお母さん方の気持ちをしっかりと支えて、先を見据えてその子にとって必要なことは何かを方向づけしてくださる尾上さんには心から感謝したいと思います。
8月はお休みにさせていただきます。
次回は、9月9日になります。多くの方のご参加をお待ちしています。
尚、9月30日は個別相談の時間を設けています。10時30分から12時30分までおひとり約30分間で4人の方を募集しています。お申込みはお早めにお願いいたします。