3月12日は第86回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。長くて厳しかった冬も終わりを告げ、ここ1週間足らずで急に春らしい陽気になってきました。コロナのまん延防止等重点措置が再延長され、ピークは過ぎたと思われる中、初めての方2人を含む7人の方が出席してくださいました。

 

来年度の履修登録をするにあたり、大学を目指して塾へ行こうかなと考えて始めたというお話もありました。本人の意志がはっきりしてくると目標も絞りやすいですが、そうでないお子さんも多いと思います。本人に適した時期がくるまでアドバイスをしながら環境を整えてあげてほしいと思います。

 

尾上さんのお話で心に残っていること:

・感情の上がり下がりが激しいのは受け止めるしかないが、原因を確認することも大切。

・学校に行く行かないではなく、本人が穏やかに過ごせるのはお家。

・みんなに合わせる必要はない。色々試行錯誤しながら、その子に合った生き方を見つける。

・愛着形成は気づいた時からどんどん注入してあげる。

・実年齢で比較すべきではない。

・家で素でいられることが大切。泣こうが喚こうが、外で頑張ってきた自分を受け入れてくれる場所が必要。

・今という時間を楽しむ。

初めての方は緊張されているようでしたが、ベテランのお母さん方や尾上さんの暖かい声かけにより次第に緊張感がほぐれ、最後に参加できてよかったと言ってくださいました。

長年、参加してくださっているお母さんからは、ゆうさんに来たから社会と関わって働けている、色んな人に関わって来れて幸せである、その気持ちを伝えたい。と発言がありました。私たちの地道な活動が、どなたかの役に立ち、少しずつ広がっていることを実感できてうれしく思いました。

 

今はコロナ禍で充分な活動はできていませんが、「おしゃべり会」とともに「居場所」としても多くの子どもたちに喜んでもらえるよう努めていきたいと思っています。次回のおしゃべり会は、4月9日です。来年度もよろしくお願いいたします。