5月11日は第63回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。朝から気温がぐんぐん上がり暑い中、初めての方2人を含む10人の方が参加してくださいました。
新学期が始まって、ご本人も親御さんも学校に行かなければという思いや周りからのプレッシャーに押しつぶされそうになり、身動きがとれない状況にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。また、この10連休はひと息つける期間でもありますが、連休明けのことを考えると辛い時期でもありますね。
サテライトの話が進行中の方や、そこに行くことになった方などいらっしゃいました。新しい環境に馴染めるといいですね。最近話題になっている10歳の不登校You Tuberについても話が出ていました。良し悪しはさておき、学校に行かないことを、いっときのことに終わらず、社会全体であらゆる角度から考えるよい機会になればいいですね。
尾上さんのお話で心に残っていること:
・色々な情報があり過ぎるが、すべての子どもに当てはまるわけではないので、情報を捨て去ることも大事。
・先のことへの不安を増幅しない。今日、明日のことを先ず考える。
・学校へ行くことがゴールではない。
・世の中の構造がどんどん変わっていることに、学校、法律が追いついていない。
いずれにせよ、明治時代から続いている教育制度について、カリキュラムの押し付けではなく子どもたちの自主性を尊重し、教師のあり方も含めて色々な個性を持った子どもたちにフレキシブルに対応できるようなやり方を考えていかないといけない時期にきているのではないでしょうか。

辛い思いを抱えながらも「おしゃべり会」に参加してくださりありがとうございました。お話を聴いていて、「スペースゆう」はこれからも皆様がホッとできる場所であり続けたいという思いを新たにしました。
次回の「おしゃべり会」は6月8日です。多くの方のご参加をお待ちしています。