69日は第53回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。
梅雨の晴れ間の今日、初めての方2人を含む8人の方が出席してくださいました。初参加の方は高校生と、小学生のお母さんですが、お二人とも最近「スペースゆう」に来られるようになった方です。「スペースゆう」の活動に興味を持ち、おしゃべり会にも参加してくださって嬉しく思います。
 
尾上さんのお話で心に残っていること:
・本人は同年代と関われない不安を抱いている。親はありのままの子どもを受け入れ、どの状況でこの子がうまく社会へ出れるかを考える。
・家で泣いたり笑ったり素でいられることが大事。
・本人がやりたいことをさせる。あなたが大事な存在だよということは伝える。親子なので感情を出すのはよいがコントロールしてはならない。寄り添う気持ちが大切。
・自分を傷つけないということをしっかり植え付けないといけない。
・学校へは行っていないが親子でいっしょに活動していることをプラスに考える。
 
いつも出席してくれている高校生2人も3年生になり、いよいよ進路を考える時期になってきたようです。
彼らの話す内容は、実際に自分たちが体験してきたことやその時の気持ちなので、非常に説得力があり、初めてのお母さんは熱心に耳を傾けていらっしゃいました。また、こんな時はどうすればいいのかとの質問にも、具体的な例をあげながら丁寧にアドバイスをしていました。彼らは「おしゃべり会」になくてはならない存在です。
 
620日のわくわく工房「ピザトーストを作ろイメージ 1う」には今回の高校生3人も参加してくれるそうです。楽しみですね。

次回のおしゃべり会は714日です。場所は阿倍野区社会福祉協議会2階で10時から12時半です。前半は「不登校の真実」の自主上映会を行い、後半は映画を見た感想や日頃の思い等を話し合っていただく予定です。多くの方のご参加をお待ちしています。