610日は第42回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。
高校生2人も最初から参加してくれ、初めての方2人を含む11人もの方が参加してくださいました。
 
今回、久しぶりの方も数名おられて大変多くの方に参加していただきました。中には学校に行けるようになった、最近気持ちが楽になったと嬉しい報告もありました。先日も小学生のお母さんから,新学期から学校に行っていると連絡がありましたが、このような報告を受けると本当によかったなぁと思います。
 
尾上さんのお話で心に残っていること:
・小学校は良くも悪くも学級王国だが、中学校は教科ごとに担当の先生が異なり、担任の先生以外の多くの先生が関わるので、問題がその日のうちに解決できることが多い。
・親は子どもが求めた時だけ相談にのる。自分がどう生きていきたいのかいっしょに考え、感情はきちっと受容する。不安の先取りをしないことが大切。
・学校へ行けない子どもは自己否定感が強いので、自尊感情を育てることが大事。
・喜怒哀楽を表現できる子にそだてる。
10歳になったら家庭の経済状態を教えてもよい。
・進路に関しては、感情的にならずにメリットデメリットを伝えていく。
・子どもは学校で見せる顔、友だちに見せる顔、家で見せる顔がある。学校では緊張して周囲に合わせているので、家では親に色々なことを話せる環境が大切である。
・子どもを信じて見守る。
・親も距離をおいてクールダウンする。あまり対峙し過ぎるとしんどい。
・喜怒哀楽はだれにでもあるので、親の気持ちを出した方がよい。言い過ぎたら謝る。
 
今回は多くの方に参加していただきありがとうございました。そのために、おひとりずつ十分にお話していただけず、何だか気持ちがスッキリしないなぁとお感じになった方もいらっしゃるのではないかと思います。
「スペースゆう」の親のホッとひろば「おしゃべり会」は、参加してくださイメージ 1る皆さまにための会です。おしゃべりをすることにより日頃の悩みや不安を同じような立場の親御さんたちと共有し少しでも気持ちが軽くなっていただけるように、私たちスタッフも試行錯誤をしながら努力を続けていきたいと思っています。
 
次回から時間が変更し、10:30から12:30までとなりました。よろしくお願いいたします。