イメージ 2711()に第23回親のホッと広場「おしゃべり会」を阿倍野区社会福祉協議会で開催いたしました。
大変蒸し暑い日でしたが、初めての方2人を含む9人もの方が参加してくださいました。その中には、中3と高1の当事者もいらっしゃいました。お二人には、参加してお気持ちを話してくださったこと、心よりお礼申しあげます。
 
ご本人が2人いらっしゃったこと、高校受験を控えていらっしゃるお子さんをお持ちのお母さんが多かったこともあり、途切れることなく意見が活発に交換され、とても内容の濃い会になりました。イメージ 3
 
親子でぶつかり合ったり、歩み寄ったりしながら、一歩ずつ進まれているご様子を拝見して、心から応援したい気持ちでいっぱいになりました。
 
さて、山本先生のお話で心に響いたこと:
・カウンセリングを受けたり、あちこちの会に顔を出していることはすばらしい。それ自体が第一歩を踏み出している
 
・日本の教育がもっと豊かだったら、もっとのびのび暮せていたかもしれない。日本の政治や教育で犠牲になっている人は心の豊かな人。
 
・退学は結婚、離婚と同じように人生の選択である。人生の選択は常に祝福してよい。先生はかつて退学していく生徒に退学することをマイナスイメージとして持たずに退学できるように図られた。挫折から出発させないというのが周りの大人の責任である。
 
集団の受け皿づくり :不登校の子が久しぶりに学校へ来た時、歓迎されないと居場所がなく教室に入いれない。
 
・母親が生きてさえいてくれたらいいという気持ちになる。➡子どもが学校へ行きだす。
 
なぜ~ですかときいてはいけない。 なぜ学校に行かないのかということばは相手に責任を押し付けている。「あなたが学校へ行かないのはそれなりの何かがあるんだよね。できれば私に教えてくれないかなぁ。」と言うようにする。そうすれば、問題はあなたにあるのではなく外にあるということになる。問題の外在化
 
・もう一つカウンセラーとして言ってはいけないこと: あなたの気持ちよくわかるよ
出席者の皆さんが、気がねなく安心してお話してくださるようになったこと、うれしく思います。これからもよろしくお願いします。
 
それから、スタッフのお兄さんがスペースゆうの畑から採れたての野菜を持って来てくれ、皆さんにお
すそ分けさせていただきました。イメージ 1
 
尚、8月は夏休み、11月は講演会のため、おしゃべり会はお休みさせていただきます。次回は912
に開催します。お知り合いの方も誘ってお越しくださいね。お待ちしております。
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