914日は第66回親のホッとひろば「おしゃべり会」を開催しました。8月はお休みでしたので久しぶりに皆さんのお顔を拝見することができました。今回、尾上さんはご都合がつかずお休みでしたが、当事者2人、社会福祉協議会に実習に来ている大学生2人を含む13人もの方が暑い中、参加してくださいました。

 

いつも通り、今のお子さんの様子や親御さんのお気持ちを、1人ずつお話していただきました。ほぼ全員が夏休みを含む2ヶ月分のお話を詳しくしてくださいました。お子さんとのやり取りの中で覚悟を決めなければならないと思うほど苦しかったこと、子どもが当たるのはお母さんしかない、母親として受け止めきれなくなる時もあったが、受け止めるしかないと思ったこと。また逆に、夏休み中子どもの気持ちが楽になったこと。等々色々なお話を聴かせていただきました。辛くて苦しい思いをしながらも、日々お子さんと真剣に向き合い、関わっておられる様子に胸が熱くなりました。

 

親御さんたちの一番の関心ごとは高校進学についてでした。中3のお子さんの保護者の方は、不登校の中学生のための高校はどのようなものがあるのか、自分で足を運んでみてやっと具体的になってきたとおっしゃっていました。先生は不登校を受け入れる高校のことは知らない、中学校の進路指導は毎日学校に来ている子のためのものなので、不登校に特化した窓口があればいいのにという声もありました。また、不登校対応の高校でも、手厚い所と、何をしてくれる訳でもない所があるので、見極めが大切である等、当事者2人も交えて真剣な話し合いが行われました。

 

次回の「おしゃべり会」は、1012日です。皆さまのご参加をお待ちしています。フォローしてね…