エニアグラム「承認の秘訣」in大阪 | たっくのブログ

エニアグラム「承認の秘訣」in大阪



大阪に行った目的はこの「エニアグラム」を学ぶためでした。
9つの分類に分けられた性格を当てはめて自己分析し他者を認めるという講座です。


エニアグラムに関係する本はたくさん出ています。
私はこの数年間で人と出会いながら実戦で学び、みっちとシェアをし続けています。
このエニアグラムによって自分自身が一体どういう人間なのか、あの人はどうしてこういう行動をするのかなどがわかっていきます。

同じ環境にいても、人それぞれ感じ方が違うものだということをわかりやすく理解できるのです。

ですがこれまでは、あくまでもみっちとのシェアにとどまっていてきちんとした講座というものは私は初めてだったので、この日をとても楽しみにしていました。


講座の前日にタイプ別の質問票が配布されていて自ら当てはまるものをチェックします。
一番多くチェックがついたタイプが自分のタイプとなるのですが、人間というのは「自分」の事が一番わかっていないので、自己診断で正確に判断することは難しいのです。実際の自己診断で自分のタイプを見分けられるのは20%と言われています。

よって、そのチェック表をもとにグループになりタイプ同士で話し合います。



今回でた課題は「あなたが大事な会議に遅刻した時、どう感じ、どう行動し、どう考えるのか?」でした。
それを同じタイプで話し合います。

タイプ同士が一致すると、感じ方、行動パターン、思考が似てきます。
全く同じでないにしろ、相手の言っていることがとても理解できるのです。
まるで自分のことを言っているように聞こえます。笑っちゃいます。


この話し合いで、私は相手と違うなぁ。と思えば違うタイプのグループに移動します。


ちなみにタイプ別の特徴をあげると
タイプ1 完全でありたい人
タイプ2 人の助けになりたい人
タイプ3 成功を追い求める人
タイプ4 特別な存在であろうとする人
タイプ5 知識を得て観察する人
タイプ6 安全を求め、慎重に行動する人
タイプ7 楽しさを求め計画する人
タイプ8 強さを求め自己主張する人
タイプ9 調和と平和を願う人


私はタイプ4なので「特別な存在であろうとする人」です。

自分の感覚は誰にも伝わらないと思い込み、自分の世界観で生きています。
よって相手に何かを伝えようとするとき言葉が出てこなかったり、「こんな感じ」と曖昧な表現をします。
人から見ると、「変な人」という印象を受けます。

この変な人は自分は特別だと思っているので、同じような事を思っている人とはすでに出会っていたとしてもシェアする機会はあまりありません。相手に伝えることが苦手としているのでこういった講座のような機会を与えてもらうことがとても重要だと感じました。


私のいるタイプ4のグループは4人いました。
全体で30人くらいの中で私のような人間が4人もいるのです。
それだけですでに面白いです。

さらに先ほどの例をもとに話をしていくと、「あ~わかるわ~」とか「そうなんだよね~」や「そうかもしれない」など共通点がたくさん出てきて盛り上がります。
盛り上がるのですが、タイプ4は「わー!」とか「きゃー!」とかあまり言わないので「ふふふ」ぐらいでおさまります。


こういった話し合いをした後、他のタイプの人たちに発表します。
いったいどういう風に相手と違うのか?
他のタイプの人たちはどういう話し合いになったのかを知ることができます。


そこには自分たちが話し合った事と全く異なる感じ方、行動、思考がありました。

同じ状況において人それぞれ感じ方が違うのだと、認めていくのです。


今回の講座は入門編といったところでしょうか。
東京では何度もやっているようですが大阪は初めてだったということもあったのかもしれません。
私としてはもう少し時間をかけたいところでしたが、まずは1回目ということで楽しい講座となりました。


次は東京かなぁ。
エニアグラムは本当に面白いですねぇ。