20話 フィレンツェからヴェネチアへ
6日目の朝
フィレンツェ最終日
後ろ髪を惹かれる思いだ。
まだまだ、フィレンツェを見切れていないのはわかっている。
予定はいくらでも変更出来るが、どうしても次ぎの町に行きたかった。
私にしてみればどの町も初体験なのでものすごい衝撃を受けるが
みっちは過去にローマとフィレンツェは観光している為、雰囲気はそれぞれ知っていた。
今回のフィレンツェ旅行でまたさらにこの町が好きになったようだ。
本当はもっともっとフィレンツェにいたいが、次の目的地は二人とも未体験のヴェネチアだ。
ヴェネチアという町は写真では見ているが、どうもイメージがつかめない。
水の都とは?いったいどういう事なのか?検討もつかない。
私達が向かう一週間前に「アクアアルタ」という水害が起きて街全体が水浸しになり、膝上まで水につかるという世界的なニュースにもなっていた。
おいおいおいおい。大丈夫か?と不安になっていたが、
どうしても今回行きたいって思った場所だった。
それはやはり一番最初のきっかけを作ってくれた人がおすすめしていた町だからだし、当初の目的としてはヴェネチアでその人と会う約束をしていた。イタリアへ向かう当日ギリギリまで粘ってメールを送ってみたが連絡は取れなかった。それでもこの町には興味がある。なにかあるんじゃないか?なにか呼ばれているんじゃないか?って思っていた。
どこに行ったって楽しいよ。
どこに行ったって感動するって。
そう言いながら決めた町がヴェネチアだった。
なんか違うな~と思えば違う町に移動する事だって簡単だから、私達は観光ツアー旅行を選ばなかったのだ。
今回、フィレンツェが素晴らしい町だったってことは十分わかった。また次回ゆっくり来たら良い。
でも、ヴェネチアはどんな町かは行ってみないとわからないから、まずは行きたかった。
こうしてフィレンツェは今日までにして次はヴェネチアに向かうと決めた。
フィレンツェ最終日
後ろ髪を惹かれる思いだ。
まだまだ、フィレンツェを見切れていないのはわかっている。
予定はいくらでも変更出来るが、どうしても次ぎの町に行きたかった。
私にしてみればどの町も初体験なのでものすごい衝撃を受けるが
みっちは過去にローマとフィレンツェは観光している為、雰囲気はそれぞれ知っていた。
今回のフィレンツェ旅行でまたさらにこの町が好きになったようだ。
本当はもっともっとフィレンツェにいたいが、次の目的地は二人とも未体験のヴェネチアだ。
ヴェネチアという町は写真では見ているが、どうもイメージがつかめない。
水の都とは?いったいどういう事なのか?検討もつかない。
私達が向かう一週間前に「アクアアルタ」という水害が起きて街全体が水浸しになり、膝上まで水につかるという世界的なニュースにもなっていた。
おいおいおいおい。大丈夫か?と不安になっていたが、
どうしても今回行きたいって思った場所だった。
それはやはり一番最初のきっかけを作ってくれた人がおすすめしていた町だからだし、当初の目的としてはヴェネチアでその人と会う約束をしていた。イタリアへ向かう当日ギリギリまで粘ってメールを送ってみたが連絡は取れなかった。それでもこの町には興味がある。なにかあるんじゃないか?なにか呼ばれているんじゃないか?って思っていた。
どこに行ったって楽しいよ。
どこに行ったって感動するって。
そう言いながら決めた町がヴェネチアだった。
なんか違うな~と思えば違う町に移動する事だって簡単だから、私達は観光ツアー旅行を選ばなかったのだ。
今回、フィレンツェが素晴らしい町だったってことは十分わかった。また次回ゆっくり来たら良い。
でも、ヴェネチアはどんな町かは行ってみないとわからないから、まずは行きたかった。
こうしてフィレンツェは今日までにして次はヴェネチアに向かうと決めた。
そう決めてから最後に向かったのはサンタ・クローチェ教会
ここにはミケランジェロを筆頭に276個のお墓がある。
一つ一つかなり立派なものだ。
私達が歩く通路全てがお墓になっていて、大理石で作られている。
思っていたよりもかなり見応えのある場所だった。
隣接されている美術館ではゆっくりと極上の絵画が堪能出来る。
ひゃ~すごい!
こんな間近で見れるなんて
本当にイタリアの美術館は凄いなぁ
こんなのを子供の頃から見てたらそりゃ感性も違うよね。
日本も日本なりの美術を子供の頃にもっと見せてあげれば良いのにね~。
覚えられない英語の授業や社会で使わない数学の授業よりよっぽどいいと思うんだけどな~。
鉄道がくる前にフィレンツェ最後の食事。
このパスタもうまかったなぁ。
日本に帰って来てから真似てみたけど、やっぱり違うんだよね。も一回食べたいな。
大満足。本当に大満足した。
フィレンツェは最高だ。
その興奮した状態のままヴェネチアへ向かおう!
今から鉄道で向かえば到着するのは夕方6時くらいだろう。
ある人の助言を聞き私達はヴェネチア本島の手前にあるメストレという町のホテルを予約した。
どうやら値段が全然違うらしく、メストレからヴェネチアまでは簡単に行けるのでとてもお得だと言う事だ。
よしよしよし!
行こう行こう!!
ある程度の不安もあるが、好奇心の方が圧倒的に勝っている。
そして私達は次の町ヴェネチアへ向かう事を決めた。