炭火焼の楽しさ | たっくのブログ

炭火焼の楽しさ

先日の3日間(18日~20日)ピンチョス炭火焼の日といたしまして、焼き鳥を炭火で焼くというイベントを開催しました。

本当に沢山のお客様に来ていただきありがとうございました。
3日間での来客数は約100人!
焼き鳥200本以上という怒涛の日々でした。

さすがに店内はモクモク煙が充満していまして、目がパチパチする方もいらっしゃったみたいで大変ご迷惑をお掛けしましたが、厨房も窓全開!北風ぴゅーぴゅー吹いている中、手がガチガチに凍えながら焼き鳥を焼いています。こんなの初めてです。


それにしてもやっぱり炭火は楽しい!!
炭の感触、微妙な加減、火力の善し悪しなど様々な一面を見せてくれます。
本当に生き物のような感覚で、お~よしよし。とあやしてしまう状態。

焼き加減も普段のガスとは違い、肉の特徴で焼き上がる時間、焼き目がそれぞれ特徴が出てきます。

例えば、ガスで鳥精肉と豚精肉を焼くと、同じタイミングで焼き始めても同じ時間に焼きあがる事が出来ますが、炭火で焼くとそうはいきません。

これは、炭火でしか焼いたことが無い人からすれば、「え~!同じタイミングでのっけても一緒に上がるの~!?」と逆にガス火の不思議さに驚くかもしれませんが、実際ピンチョスで1年間焼いていると、私はガスの感覚に慣れてしまい、一緒に上がらない事が違和感に感じてしまうのです。

もう一つ、炭火の火は直接赤い炎が出てきて焼けるわけではありません。
じわじわと遠赤外線のような熱がお肉に伝わり中から焼けていくと言うような印象。

ガス火は直接の炎がお肉に当たるので、外側から焼けていく印象。

どんな違いがあるのかというと、凄く細かい話なんですが、、、
刺している串をガス火に当てると一瞬で焼け焦げて折れてしまいます。
しかし、炭火で焼くと多少の熱では焼け焦げることはありません。
ということは、焼き台にのせる場所を若干変えなくてはなりません。

さらにもう一つ。
炭火に油が落ちるとたまに炎が出ます。
これは炭の状態によって配置調節などで防げますが、万が一その炎がお肉に当たるとお肉は灰をかぶったようなグレー色になります。
ガス火の場合、灰は含まれていないので、色が変わりません。

普段、炎が多少出ても動じないのですが、さすがにこの日は焦りました。


なぁ~んて自分で楽しんでいたりします。
奥が深い炭火!
奥が深いぞ焼き鳥!

来月もまたやりまーす。


ごはんとカフェのお店 Pinchos (ピンチョス)

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ごはんとカフェのお店 Pinchos(ピンチョス)

~De arroz y el café Una tienda Pinchos~


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