11月10日に俳優の高倉健さんが亡くなりました。
高倉健さんをヤクザ映画で見てた世代というのは僕の親の世代で、僕の世代ではないのですが、何故か僕は中学生の頃から高倉健さんや田中邦衛さん、鶴田浩二さん、石原裕次郎さん、渡哲也さんという自分の親の世代の俳優が大好きでした。
高校生になると健さんの映画をレンタルビデオ屋で借り、何回も何回も見てました。
気がついたら鏡を見ながら健さんの顔の顔面模写もやってました。
シワの寄り方、笑った時の目の吊り上がり方、太陽のまぶしさを感じながらの空の見上げ方…。
誰に見せるわけでもなく、そうやっていつのまにか勝手に健さんになりきってました。
健さんと同じ髪型をし、黒色の長いコートを着て襟を立て、健さんと同じ立ち方、首の傾げ方、健さんと同じ口の開け方をしながら高校生の時に田舎の駅のホームに立って、1時間くらい健さんの映画のワンシーンを勝手に味わったりしてました。
今現在、無口で不器用なこのハッシーオジさんはこの頃に確立されたのだと思います。
健さんはみずがめ座のB型、僕もみずがめ座のB型。
やっぱり共通点があったんだ…
よかった…
昭和の男。
本当に絵になる映画俳優だと思います。
このブログで何を書きたかったのか分からなくなりましたけど、
それだけ好きだったんだなぁ…と感じてもらえれば幸いです。
健さん、星になっちゃったけど、俺も貴方と同じ仕事をしています。
上から見守っていて下さい。
安らかに…。