期待以上でした。
元々、いい役者陣だったので期待はしてたのですが、それ以上でした。
世の中には三つのパターンがあると思っています。
①期待どおりは、普通です。
②期待以下は、消えていくしかない。
③期待以上で、初めて、プロだと思います。
例えば、劇団FREE SIZEの本公演。
有難いことに、劇団FREE SIZEの本公演に、遥々全国各地から泊まり込みで上京し、全ステージを観てくださるお客様がいらっしゃいます。
そのお客様が、その芝居を初めて観て感激するならまだわかるんです。
でも、だいたい五回の本番がある内、二回目以降、終演後にお客様から、
「今日の舞台、最高でしたね!」
と言われて、初めて本物なんです。
何回も観に来てるのに
「今日の舞台、最高でしたね!」って。
相手が期待してくる以上のものを、パーンと返せるかどうかなんです。
どの仕事でもそうだと思います。
居酒屋でも寿司屋でも蕎麦屋でも焼肉屋でも、例えば「まぁ、そのへんの居酒屋だろう」って
思って入ってきたお客さんを、感激させて帰す、ぐらいじゃなきゃダメなんです。
期待どおりでは、もう人は飽きちゃう。
期待以下は、論外です。
常に期待以上。
「期待以上って、大変ですね」
じゃありません。
期待以上が、おもしろい!
どんな仕事でも、それをやって初めて面白くなってくると思います。
「期待以上は大変だ」
って思うだろうけど、そう思ってる自分自身、人には常に期待以上を求めてるでしょ?
ラーメン屋に行く時だって期待して行きますよね?
それで期待どおりだったら、まあまあ納得して帰るけど、期待以下だったらガッカリするじゃないですか。
映画を観に行くのだって何だって、自分達、そうしてますよね。
今回、「カッコーの巣の上で」を観に行って、一観客として感動し、そして一同業者として学ばせて頂きました。
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