龍太郎、思い出す | 劇団FREE SIZE ◆ OFFICIAL BLOG
5月31日で、国立競技場が約半世紀に渡る幕を閉じ、閉場しました。
僕にとって、少し思い出がある場所でした。

東京に生まれたからなのですが、
中学生時代に100メートル走をやっていた僕は、
国立競技場で開かれる大会に出場するのが楽しみでした。

当時の中学生の場合、タイムレースといって、予選を一回だけやって、
とにかく一番タイムが早かった人から数えて8人が決勝戦に進めます。

3年生の夏。

僕は一度も決勝戦に進んだことがなかったので、予選に賭けていました。

圧倒的優勝候補の人がいて、その人と予選を走ったのですが、
もちろん、その人より速いタイムを出せるとは思っていませんでした。

なるべくその人に離されないように走って、8番以内のタイムを出すぞと…。

さあ、スタートしました。

割りとスタートは得意だったので、10メートルくらいは先頭です。
すぐに、圧倒的優勝候補に抜かれます。
ここまでは予想通り。

80メートル付近、後ろから物凄い鼻息が聞こえました。
ああ、もうこの人だけには抜かれても良いや…。

そして3着でゴール。

タイムを見に行くと…。

12秒2。

8番目のタイムは12秒1で、僕を抜いた人でした。
練習では12秒フラットを出したことがあったので、
かなりヘコんだのを憶えています。

前回の舞台では、本番に強いと言われ、
今回の舞台では本番に弱いと言われ…

どっちが本当の僕なんでしょうか?

ちなみに、圧倒的優勝候補の優勝タイムは、

11秒3。

でした。

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