大滝秀治さんのお別れの会を観ました。
大滝秀治さん。
言うまでもなく、日本の名俳優。
そのお名前やお芝居は存じておりましたが、その役者人生が順風満帆ではなかったことを恥ずかしながら、私は今日初めて(そういえば以前、はっしーさんが言っていた気もしますが…)知りました。
「君の声は壊れたハーモニカのようで、聞く人に不快感を与える。」
「役者には向いていない。辞めるのも才能だ。」
23歳で役者を志し、劇団に入ったものの、裏方に配属されたそうです。
そして役者としてスポットライトが当たったのは、45歳の時でした。
役者業だけじゃないけど、今の若い人はせっかちで、早く結果を求めたがる。そして皆、諦めるのが早いと、以前劇団FREESIZEの某シルエット俳優がおっしゃってました。
耳の痛い話だ…。
私も、諦めの早い若者世代だし、事実諦めるのが早いと自覚している。
…何が言いたいかわからなくなってきた。
私に足りないもの、役者業においてのみならず「もう一回」という精神。
持ち続けよう。
PS 当然のことすぎて書くのは憚られるが、大滝秀治さんに学ぶことが、多すぎる。
