松田佳子です。


↑この写真。
私がバイトをしている、お寿司屋さんの 店内に貼られているメニューです

以前は、パソコンの毛筆体で印刷された、綺麗な、でも ある意味、機械的な文字のメニューだったのですが…
最近、プロの方にお願いして、書き直していただきました



さて、皆さん、この文字、どうですか??
「カワイイ♪」
「味がある!!」
「うーん、ちょっと、読みづらいな↓」
いろんな感想があると思います。
お客様からも、まさに、賛否両論のご意見をいただいております。
しかし…。
ここで、です

今までの、パソコンの文字の時には、
もちろん、メニューですから、お客様は目にするものの、
その後は、お寿司を注文するなり、その寿司ネタの話題で盛り上がるなり… など、
メニューそのものには、全く触れられないという流れでした。
ところが…。
このメニューに変わってからは、
「この文字、誰が書いたの?」
「なかなか、味のある字だね!」
「何て書いてあるのか、ちょっと 分かりづらいなぁ~」
など、メニュー自体が、話題にのぼることが増えたのです!
これは、私にとって、目からウロコでした

スタンダードなパソコンの毛筆体は、確かに綺麗で読みやすい!
ですが、そんなモノは、世の中に溢れかえっている。
それよりも、少し 崩れてはいても、味のある文字の方が、ぐぅんと お客様の目を引くのだということ

確かに、善し悪しはあるかもしれないけれど、それは お客様の受け取り方次第!
まずは、目を引いて、印象に残らないことには、話にも何にもならないということ!!
私は、いつも、演出の いよくさんに、
「芝居を綺麗にやろうとし過ぎ! うまく、まとめ過ぎ! 普通過ぎる!」
と、ダメ出しをもらいます


これでは、パソコンの毛筆体と同じです



善し悪しは、演出家や、見てくださる お客様に任せて、
まずは、自分の個性を出せる、味のある役者にならなければ



脱・スタンダード

これが、今の、私の目標です
