隣の人 | 劇団FREE SIZE ◆ OFFICIAL BLOG
橋倉靖彦

この前、稽古の後、事務所の近くの目黒川のほとりで、花見をやった。
お酒も結構飲み、家に帰ってもう一杯飲み、眠りについた…。
朝方3時頃、アパートの隣の部屋からうちの壁をドンドン蹴る音で目が覚めた。
飛び起きて、部屋の中を見回してつけっぱなしのテレビの音量がうるさいのかなと思ってテレビのほうを見たら、音量はほとんど聞こえないくらいの音量…。
おかしいな…と思いながらまた寝たら、今度は7時くらいに部屋のドアを叩く音…。寝ぼけ眼でドアを開けるとそこには隣人が…。
その隣人に「わざとイビキかくの辞めてもらえる?」って言われた…。
僕は酒の臭いをプンプンさせながら「イビキ?何がですか?何のことですか?」って言うと、その隣人は「もう…いいです」って言って自分の部屋に戻っていった。   俺のイビキがうるさかったのか…
「わざと…」って言うくらいだからよっぽどベタな音だったのだろう…。

でも本人の僕は全然自覚がないから、気をつけようがないしなぁ…。

失礼しました、と心の中で謝った。

そしてまた、眠りの世界へ入っていった…。
目黒川のほとりに咲き放った桜を夢見ながら…。
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