少し大袈裟かもしれないけれど、そうだと思う。
先日遠方の実家に帰ると、従兄が都会での仕事を辞めて帰ってきていた。
90を過ぎた叔父に認知症の症状がでできたので、一緒に暮らすためにだ。
従兄の奥さんは都会に残り別居のかたちだった。
「どお?」と聞くと「いろいろ大変よ」と。
幸い?手に職系の仕事の彼は、新たに実家で仕事を始めるそうだけど、40年ぶりに年老いた親と暮らすということ、都会とは全然違う環境。
私なら、、うーん厳しい。
遠く離れて住んでいると親が1人暮らしが難しくなった時、親に自分の方に来てもらうか自分が行くかしかない。
やはり"人生が変わる"ことになる。
だけど自分を育ててくれた親だから見捨てるわけにもいかない。
だからそんな状況になったら、あきらめながらも精一杯自分も幸せになるように何か見つけて生きていくしかないんだろうな。
従兄に「帰ってきて何が一番変わった?」と聞くと、
「畑もするようになったからよく食べるようになって、体重も増えたし筋肉もついた」と言っていた。
確かに以前より日に焼けてがっしりしていた。
あと同級生とよく飲みに行ったり、釣りに行ったりしているとか。
良かった。楽しいことも見つけてるんだ。
もしかしたら本人は私が思うほど、辛いとは思っていないかもしれないし、本当に辛いかもしれない。
それはわからない。
わからないけど私は願っている。
従兄にはこれからの人生、幸せに生きていってほしいって。
叔父はというと、40年ぶりに息子が帰ってきて、ただただ嬉しそうだった。
「もっちりどら焼き」美味しい🤍
