日曜日、日本橋と難波に行って来ました。

そこで久しぶりに商業BL本を買ってしまった!!

蓮川愛先生の『恋愛操作(コントロール)2・3』。

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1巻は2006年に購入済み。(うわぁー、結婚する前だ)

2・3巻は出ているのは知っていたけど、近所の本屋には置いてないし、通販で買うっていう感じでもないし・・・という感じで放置してました。

でも日曜日に日本橋のK-BOOKSに同人誌を買いに行ったのですが、お目当ての物がなかったので1階をうろうろしていたら2・3巻を見つけて『欲しい同人誌もなかったし買っちゃおっか~』で買っちゃったニコニコ

だってオススメの棚にあったから!



この『恋愛操作』は2004年12月、2005年1月のBE×BOYに前後編で掲載されていました。

『あなたの隣に座らせて』という作品に出てきた脇役2人が主人になってます。

今や脇役がメインになっちゃってますが。



『ネタバレだよん』

まずはこの2人から。

奥村喬×山代啓CP

奥村喬は株式会社JIRIグループ代表取締役社長でかなりのやり手社長。

蜂蜜色の色の薄い瞳が印象的な男前、迫力があって食えない性格。

山代啓はインテリアデザイナー。

男も見惚れるほどの超絶美人クールビューティー、しかし月まで届きそうなぐらいプライドが高い。

改装するレストランの内装デザインの依頼を社長である奥村から指名され、山代は再び奥村と会う事になります。

ちなみに山代は最初、奥村の事が嫌いです。

なぜなら前作であまり見られたくない所をみられ、しかもしょっぱなに奥村から『予想外にスレンダー美人だね。実に私好みだ』と言われたから。

奥村はそんな山代に遊びで電話攻撃を開始、会いたいと無理やり約束を取り付けます。

待ち合わせは隠れ家がコンセプトのバー。

そこで奥村が自分の家のインテリアコーディネートを山代に依頼します。

店舗メインの啓でしたが、負けず嫌いの啓はそれを引き受け、そこから奥村との恋愛の駆け引きが始まります。

まぁ、奥村社長の口から出るわ出るわ気障な口説き文句あせる

作者である蓮川先生自身もあとがきに『ちょっとその口閉じてくれ』と書かれてるぐらい凄い気障。

紆余曲折を経て恋人同士になるんですが駆け引きは続行、2巻ではそんな2人の前に現れるライバルが!

バーテンダーの笹谷薙。

黒髪のモデル系イケメン。

ギクシャクした2人に割って入るし、雇い主である奥村社長に宣戦布告するし、啓に猛プッシュ。

薙に傾くのか?って感じでしたが啓が奥村への思いを再び思い出しケンカも仲直り。

でも恋愛の駆け引きは続行。

そして、啓にふられた笹谷薙の前にもう1人のケイが現れる。

天然系サラリーマン一ノ瀬恵。

自分勝手でわがままな薙に惚れてしまい薙を振り向かせようと不器用ですか必死にアタックする姿が健気で可愛いです。

またこの受けが尽くすタイプ・・・こちらは奥村・山代コンビより一般受けするお話です。


個人的には脇役にしておくのが勿体無いキャラの式浩介が大好きです。

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奥村の秘書であり甥でもある彼は『記憶力良く、誰に対しても気配りができ、頭の回転の良さはもちろん、とにかく仕事も早く、スケジュール管理も完ぺき、マネジメント能力にもたけている』優秀な秘書。

新聞3紙、PCを操作しながら電話対応をするという技を使いこなす彼の趣味は人間観察。


盗み聞きの帝王ともあだ名され(別に盗み聞きしてるわけじゃないんだけど)、人の心を読む?100m先まで聞こえてるとか慇懃無礼とか散々言われるけどキャラ的に大好き音譜で社長であり、叔父である奥村社長を仕事関係で尻にひきながら飴と鞭を使いこなす姿は面白いですよ。


でも、この式浩介こそ恋愛操作の中で一番難ありな性格をしています。


人嫌いのくせにさみしがり屋でさみしがり屋のくせに人を踏みこませない、人が関わる姿は好きだけど自分が関わっていくのは苦手・・・そして子供のころから静かなのが嫌いでTVを片っ端から付けて行く癖がありそれがいまだに治らない。


自分を変えてくれる人なんているのだろうか?と堂々巡りに考えてTVを付ける・・・。


こんな奥村&山代・笹谷&一之瀬ときたので、式さん中心のお話を心の中では期待しています。


彼はきっと凛とした受けだな・・・攻めは大型犬のような元気いっぱいの年下とかね。


まさかとは思うけど山代さんの後輩の梶君とか?それもいいかもしんないな~ニコニコ