今話題ということで試し読みに買ってみました。
荒川弘先生の「銀の匙」。
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農業高校の酪農学科のお話ですが、すごく共感できるエピソードがありました。
なぜなら私も農業高校を卒業しているので、私は酪農学科ではなかったですが。
ネタバレになりますが、普通学科の教科書の異常に薄いエピソードはあるあるビックリマークと笑ってしまいました。
そのかわり専門学科の教科書はの分厚いこと、しかも「農業は生き物を相手にしているからこんな教科書はあてにならない」と一蹴された記憶がありますあせる
制服と共に作業着、長靴、クワを買い、学校生活の一日の大半を制服ではなく作業着で過ごしました。
我がクラスは40人学級で女子は4人
だった
もちろん実習の間にあった普通学科の授業も作業着でうけてましたよ。
腰に摘果バサミ、剪定バサミ、ノコギリ、軍手を提げてねにひひ
朝着替えて下校まで制服を着ない日もあって制服意味あるんかい?!って感じしたドクロ
夏は日焼けと熱中症との戦いでタオルをかぶり麦わら帽子という出で立ち、実習時間が終わった後にある体育の授業のプールがすごく楽しみだったなぁ。
冬は手足のしもやけに悩まされたしね~
でも、田植えをしたり、トラクターに乗ったりして楽しかったです。
運搬車から落ちて頭を打ち、一輪車に乗って遊んでたら畑に顔面から突っ込むということをやらかしましたが・・・叫び
暇な時間は釣りをしたり、しかも友達が研究用に飼ってたミミズをエサにして。
梅雨は梅仕事をして、夏は冷やしたスイカ、秋は焼き芋を食べて・・・そういえばサッカーゴールにたくあん用の大根を大量に干して体育の先生に怒られたショック!
農業高校=馬鹿というイメージがありますが、かなりの理系で専門学科の難しさは半端ないですよ。
ちなみに私は文系汗
最初は普通学科の勉強するのが嫌で農業高校に入っただけでしたが、楽しい3年間でした。

銀の匙、これからちょっとずつ集めてみようかな。