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原題:MAROONED

宇宙での船外活動、宇宙空間へ漂流する恐怖。
宇宙開発関係の著書を多く著していたマーティン・ケイディンが、1964年に発表した小説を原作とする1969年の映画。東西冷戦下の宇宙開発競争のさなか、宇宙空間で帰還不能に陥ったマーキュリー宇宙船を、実験段階だったジェミニ宇宙船と、ソ連のボストーク宇宙船が救出する物語を当時の実情に合わせた脚色がなされて映画化された。

プルエット船長が船外で修理をすると嘘をつき、自ら命綱を切断し宇宙空間へ消えて行くシーンが、印象に残っています。

出演
グレゴリー・ペック
リチャード・クレンナ
デヴィッド・ジャンセン
ジェームズ・フランシスカス
ジーン・ハックマン

スペースデブリ(人間が作った宇宙ゴミ。主に人工衛星やロケットの残骸)は、現在4,500トンを越える量が放置されている。 宇宙ゴミは、地表から36,000kmの静止軌道では秒速3km=時速10,800kmというスピードで移動している。直径10cm程度の金属が衝突すれば宇宙船は完全に破壊されるほどの威力がある。1cmの金属が人間に衝突すれば弾丸を打ち込まれるに等しい。

1963年アメリカは長距離通信を実現するために、電波を反射させる金属を宇宙に配置すれば電離層ができるという仮説のもと、長さ2cmの銅製の針をまき散らした。
実験は成功したものの、4億もの針のうちいくつかは今もなお軌道上を周回している。

この映画はスペースシャトルが人工衛星を撃墜したことで生じたスペースデブリと衝突し、宇宙空間に投げ出される宇宙飛行士(宇宙作業員と呼んだほうが正確かもしれない)の恐怖を描いた作品。

このシチュエーション、「宇宙からの脱出」でのプルエット船長を思い出した。

主役のライアンストーン博士役にアンジェリーナ・ジョリー、マリオン・コティヤール、スカーレット・ヨハンソン、ブレイク・ライヴリー、ナタリー・ポートマンといった候補があがった結果サンドラブルックに決まったらしいが、49歳という年齢を感じさせないほど、ハードなアクションをこなしていて、演技力も素晴らしい。
ジョージ・クルーニーが演ずるマットコワルスキーの絶体絶命の場面での思いやり、死に直面したときの潔い決断など、絶対に真似のできない男らしさもかっこいい。

映像も素晴らしく、アポロ11号の乗組員バズ・オルドリンが現実の宇宙空間にかなり近いものであると称賛しているとのこと。

ウーム(子宮)/クローン

愛する人を失って取り戻す方法としてクローン技術を選んだ女の物語。この場合のクローン人間の作り方は、死んだ彼氏の精子以外の体細胞の核を取り出し、母親となるエヴァ・グリーンの卵子を取り出し、核を取り除いた受精卵に移植して培養。子宮に移植して着床、妊娠、出産するといったもの。
体外受精との違いは、体外受精では父親の精子と母親の卵子が必要であり、誕生した個体は彼らの子であるが、クローン技術によって誕生した個体は、元の個体の「誕生日の離れた一卵性双生児」になるということ。

関係ありませんが主演のエヴァ・グリーンも一卵性双生児(双子)だそうです。
この映画、エヴァ・グリーンのアップが非常に多いのでポートフォリオを見る気分を味わえ、かの007カジノ・ロワイヤルでのボンドガールを演じたエヴァ・グリーンの美貌と演技力は賞賛に値します。ただ、こどもが成長しているのにもかかわらず、母親が全く歳をとらないのは変ですね。時間のあるとき、眠くない時ににまったりと鑑賞する映画です。










母親は元カレクローンを死んだ彼氏と見ている


成長した元カレクローンに彼女ができて嫉妬する母親



元カレクローンも母親に性愛を感じている


最後に元カレクローンとセックスをし、満足する母親。近親相姦?