変わった視点の考えがあったので、載せます!
欧州がヤバイですね。
9日、欧州中央銀行(ECB)は、首席エコノミストであるシュタルク専務理事が個人的な理由で退任すると発表しました。
しかし、実際の辞任の理由は、市場では、8月以降のイタリア・スペイン国債買い入れに対する抗議の辞任とみられています。
■EFSFによる国債購入がないと金融危機は一服しない
シュタルク氏は、ドイツ連銀の前総裁であるウェーバー氏や現在の総裁バイトマン氏と同じ見解を持っているそうです。彼らのようなドイツの要人たちが、ECBの方向性に「ノー」というスタンスを明示していることはメチャクチャ、ネガティブですね。
ところで、トリシェ総裁は8日、記者会見で、ドイツがユーロを捨ててマルクに回帰するべきではないかとのある記者の問いに声を荒げたそうです。
総裁は「13年近くにわたりドイツに物価安定をもたらしてきたECBをたたえる言葉を聞きたいものだと強く思う」と、同総裁らしからぬ大きな声で答えたということです。
なお、次期ECB総裁のドラギ氏は5日、ECBによるユーロ圏諸国の国債購入は「財政規律の原則の回避を認めるためではない」と警告し、各国政府にEFSF(欧州金融安定基金)の改革に本腰を入れるよう求めています。
ドイツがいつまでも、ECBによる国債購入を認めることはない可能性が高いため、一日も早く、EFSFによる流通市場での国債購入を実現することが必要です。これが実現しない限り、欧州金融危機は一服しそうもありません。
■外国人投資家の日本株売りは止まらない
欧州に関しては、最終的には、ヨーロッパ合衆国を建国し、財政と金融の一体化を図るか、それとも、インフレにタカ派のドイツがユーロから離脱し、事実上ユーロが消滅するかのシナリオを考えています。
ですが、どちらの結果になるにせよ、欧州の一般国民が、「そうなるのは仕方がない」と諦める(認める)ような、ショッキングなイベントが必要です。
つまり、今回の欧州の危機が本当の意味で終了する最終局面では、欧州内の超大手金融機関の破綻、もしくは、公的管理などが発生するとみています。日本で、山一證券、長銀、日債銀が97年~98年にかけて破綻したように。
このような状況下、東京株式市場では、外国人投資家の日本株売りが鮮明になっています。8月の外国人の日本株売越額は1兆656億円と、リーマン・ショック直後の2008年10月の1兆695億円に匹敵する規模に膨らみました。
この背景は、当然のことながら欧米の債務問題・金融システム不安でしょう。しかしながら、前述のように現時点において、その不安は全く解消されていません。
むしろ、今回のシュタルク専務理事辞任で不安の度合いがワンステージ上がった感があります。当然の帰結として、日本株の割安感に着目した外国人投資家の買いは全く期待できません。今後も、売り越し姿勢を続けることでしょう。
■日経平均はチャート的には底割れした
一方、8月第5週(8月29日~9月2日)まで、信託銀行が5週連続で買い越し、この間の累計額は6697億円に達しています。
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http://news.livedoor.com/article/detail/5855142/
※この記事の著作権は配信元に帰属します
独フォルクスワーゲン、スズキが提携違反と発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000023-impress-ind
欧州がヤバイですね。
9日、欧州中央銀行(ECB)は、首席エコノミストであるシュタルク専務理事が個人的な理由で退任すると発表しました。
しかし、実際の辞任の理由は、市場では、8月以降のイタリア・スペイン国債買い入れに対する抗議の辞任とみられています。
■EFSFによる国債購入がないと金融危機は一服しない
シュタルク氏は、ドイツ連銀の前総裁であるウェーバー氏や現在の総裁バイトマン氏と同じ見解を持っているそうです。彼らのようなドイツの要人たちが、ECBの方向性に「ノー」というスタンスを明示していることはメチャクチャ、ネガティブですね。
ところで、トリシェ総裁は8日、記者会見で、ドイツがユーロを捨ててマルクに回帰するべきではないかとのある記者の問いに声を荒げたそうです。
総裁は「13年近くにわたりドイツに物価安定をもたらしてきたECBをたたえる言葉を聞きたいものだと強く思う」と、同総裁らしからぬ大きな声で答えたということです。
なお、次期ECB総裁のドラギ氏は5日、ECBによるユーロ圏諸国の国債購入は「財政規律の原則の回避を認めるためではない」と警告し、各国政府にEFSF(欧州金融安定基金)の改革に本腰を入れるよう求めています。
ドイツがいつまでも、ECBによる国債購入を認めることはない可能性が高いため、一日も早く、EFSFによる流通市場での国債購入を実現することが必要です。これが実現しない限り、欧州金融危機は一服しそうもありません。
■外国人投資家の日本株売りは止まらない
欧州に関しては、最終的には、ヨーロッパ合衆国を建国し、財政と金融の一体化を図るか、それとも、インフレにタカ派のドイツがユーロから離脱し、事実上ユーロが消滅するかのシナリオを考えています。
ですが、どちらの結果になるにせよ、欧州の一般国民が、「そうなるのは仕方がない」と諦める(認める)ような、ショッキングなイベントが必要です。
つまり、今回の欧州の危機が本当の意味で終了する最終局面では、欧州内の超大手金融機関の破綻、もしくは、公的管理などが発生するとみています。日本で、山一證券、長銀、日債銀が97年~98年にかけて破綻したように。
このような状況下、東京株式市場では、外国人投資家の日本株売りが鮮明になっています。8月の外国人の日本株売越額は1兆656億円と、リーマン・ショック直後の2008年10月の1兆695億円に匹敵する規模に膨らみました。
この背景は、当然のことながら欧米の債務問題・金融システム不安でしょう。しかしながら、前述のように現時点において、その不安は全く解消されていません。
むしろ、今回のシュタルク専務理事辞任で不安の度合いがワンステージ上がった感があります。当然の帰結として、日本株の割安感に着目した外国人投資家の買いは全く期待できません。今後も、売り越し姿勢を続けることでしょう。
■日経平均はチャート的には底割れした
一方、8月第5週(8月29日~9月2日)まで、信託銀行が5週連続で買い越し、この間の累計額は6697億円に達しています。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000023-impress-ind