おはようございます♪


やっと店の前の道路工事が一段落しました。


まだ舗装が残っていますが、年内には片がつきそうです。


来店しようとしてくれるお客様には、多大なご迷惑をおかけしていますが、


もうしばらくですので、お許しください。





さて、今日は巷で大人気のハイブリッド車を乗っていく上での注意点をお伝えしようと思います。



プリウス

SAI

エスティマハイブリッド

アルファードハイブリッド

ハリアーハイブリッドetc



現在ハイブリッド車の種類はかなり豊富になってきておりますし、


今後さらに増えていく傾向にあります。


環境にいい、燃費がいい、維持費が安いというのは大きな魅力ですものね。


当店でも社用車を初代プリウスから採用しています♪


そして今は初代エスティマハイブリッドと前型プリウスを使用しています♪


タンク満タンで無給油1000kmとか出来ますので、


ロングドライバーとしてはこれは魅力です!


志賀高原横手山往復で約800kmありますが、楽々帰ってこれますからね~。





ところで、ハイブリッド車と普通の車の違い、勿論ご存知ですよね?


そうです。モーターがついていますよね。


このモーターが車の発進を手伝ったり、減速時ブレーキの代わりになるくらい充電したりしてくれます。


このモーターで減速するというのが実はくせ者でして。


アクセルを離せばギアミッション車のエンジンブレーキくらい減速できる為、フットブレーキの使用をかなり減らす事が出来ます。


ハイブリッドの運転が上手い人ほどブレーキを使わないといっていいと思います。



そうするとどうなるか。


ブレーキパッドの摩耗が少ないです。これはいい事ですね。


そして、


ブレーキの使用が少ない為、ブレーキの内部が錆びて固着しやすくなります。


写真をご覧ください。


当社で使っているエスティマハイブリッドのものを例にしてみます。

$てんちょのブログ

ブレーキキャリパー(右側の部品)の内部が錆びています。


ピストン(左側の部品)の動きが悪くなっていた為、


ずっとブレーキが軽く掛かった状態のままになっていました。


実はこのディスクブレーキというシステムは(前側のブレーキとしてはほぼ全車に採用されています)


キャリパー内のゴムシールの弾力によってブレーキの引きずりを抑えています。


ゴムですので、当然古くなると弾力性を失い硬くなります。


そうすると、ブレーキ液の漏れや、ブレーキの引きずりにつながってしまいます。


ブレーキが引きずると、ハンドルを取られたり、ブレーキの効きが悪くなったり、燃費が悪くなったりします。


当社の車も燃費が悪くなってきたので気が付きました。


そこで、錆取り&インナキット(ゴム部品)の交換を行いました。




$てんちょのブログ

錆取り後のものです。


ピストンが当たる側面の錆は綺麗に落としてあります。


これに薄くグリスを塗ってゴムパッキン、ピストンを組み込んでいきます。


写真に撮り忘れましたが、これを4輪とも行いました。


その後、ブレーキオイルを交換して終了です。


ついでにブレーキパッドのグリスアップなどはしておきましたけどね。





今ハイブリッド車を乗っている方で「急に燃費が悪くなった」と感じておられる方。


もしかしたら「これ」が原因かもしれませんよ!





ちなみに費用ですが、


当店の場合ですが、車検時だったら1万円前後(部品代含む)の追加作業ですよ♪


メーカー指定は5年に1度の作業なのですが、今はディーラーでもあまりやらないので、


気になった方は作業指定してくださいね。


ただし、ディーラーだと結構高い工賃になると思いますけど。




当社では無料で引きずりチェックしますよ♪


予約してからおこしくださいませませ。