いつも、ありがとうございます。

最近、一瞬一瞬をとっても大切にするようになりました。

道を歩いているときは、その歩いてくれている足の感覚を味わいながら、

そして、植物に触れる手の感覚だったり、

花の香りを嗅ぐその嗅覚だったり、

風を感じたり、空気の流れを感じたり、

体全体で生きているんだということを感じていると

感謝があふれてきます。

 

食事の時は、そのひと噛みひと噛みを味わいながら、

めっちゃ美味しいと心の中でつぶやきながら、

また、「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」

と心の中で唱えながら、食べています。

すると、食べ物が自分と一体になってくれる感覚があるのです。

本当感謝ばかりです。

 

以前なら、素晴らしい風景や美しい花や植物がそこにあったとしても、

心ここに在らずで、過去の出来事を悔やんでみたり、

また未来の心配をしてみたりと、していたことがありました。

 

また食事をしていても、携帯を触りながら、別のことに心を奪われながら

食べていると、何を食べたのかさえ、覚えていなかったり、

食べ物にとっても失礼なことをしていたなぁと思うのです。

 

その時って体と心が分離している状態ではないかと思うのです。

そうすると、人間が本来持っている感性が鈍ってくるのではと思うのです。

人は忙しくなると、とっても大切な自分の感覚を失ってしまい、

本来の自分と違う世界を生きてしまうのかもしれません。

「忙しい」は心を亡くすと書きます。

 

やはり、どんな時でも、ゆったりとかまえて

目の前のことに、自分自身の全身で触れながら、

一瞬一瞬を味わいながら、感謝して生きたときに、

本来持っている感性が蘇り、ピカピカの自分が動き出す気がします。