涙なくして語れない。

こんばんは。Freeportです。

お客様から新たな上野スポットが出来ていたと報告が。

聞くと

「鴨とネギのラーメンを食べたかったのだけれど人がたくさん並んでいたので

しかたなくお店を横目に通り過ぎると、その先に本日開店のラーメン屋が!!」

これは大変興味深いお話でございました。

なかなか面白いコンセプトのラーメン屋さんらしいので

こちらにも早く潜入調査しなくては。

Freeport周辺は実はラーメンも充実

鴨とネギさんをはじめ花田さんや無骨さんなど多くのラーメン屋さんがございます。

ちょうど腹を膨らませてからのフィッティングがお勧めのアイテムが届いておりますので

本日はこちらをご紹介。

[FOB FACTORY NAROW U.S.TrousersF0514 SIZE XS]

昨年FOBからリリースされ

早くもFreeportのスッキリチノのレギュラーポジションを獲得いたしましたこちらのパンツ。

これまではサイズがS~XL という展開でしたが

羨ましいぐらいのスラッとスマートな方には少しウエストが、、、

という声がチラホラ

そこでFOBのおしゃべりモンスター様に依頼しこの

"XS"

が実現いたしました。

本当にFOBさんにはいつも現場の声を汲み上げていただいて感謝しかございません。

ディティールは

軍チノにも見られるフロントのウォッチポケット

腰部分の斜めに取られたダーツ、こちらは必要最低限の作業工程で多くの人が着用できるアイテムを生産するという軍ものらしさを感じる部分。

またこのダーツから

ダーツをとってから→両玉縁のヒップポケット

と作業工程も軍ものにみられる手順

後ろ中心の巻き縫い部分の厚みを避けるためベルトループをオフセットするなど道具としての無骨さとトラウザーとしての繊細さも兼ね備えた拘りの作り込みが見て取れます。

しかしフロントはジッパーフライ。

作り込みに拘りつつ日常での使用を考える柔軟さ。

これがFOBさんのすごいとこ。

そしてこちらのパンツ最大の魅力が

こちらの生地WESTPOINT

ウエストポイントはアメリカ陸軍士官学校通称です。あのマッカーサー元帥を輩出したことでも知られるウエストポイントはまさにエリート集団。この士官学校で制服として使われていた生地がウエストポイント生地と呼ばれるようになりました。
ウエストポイントには規格の定義があり経糸36番双糸、横糸25番双糸,幅40インチ,密度108本×60本　綾織の生地とされています。またアメリカではこの規格で織られた生地をユニフォームツイルとも呼び高級作業服に使用されています。通常のチノが単糸であるのに対し双糸でさらに高密度に織られたウエストポイントは生地の耐久性はもちろん、威厳も感じるアメリカにとっても特別な生地となっております。

こちらのFOBが使用したウエストポイントは上記の規格を踏まえ日本で作成したオリジナルのウエストポイント生地になります。

FOBはフュージョントラウザーというモデルに使用していたウエストポイント生地がタフで経年変化も楽しめて膝が出にくいという理由で絶大な信頼を得ていましたが

こちらの新しいウエストポイントは強度に加えしなやかさも感じるより上品なウエストポインになっております。

なんてウンチクをつらつら並べさせて頂きましたが

こちら以前書かせて頂いた内容。

そう

私がコロナで自宅療養していた

あの辛い時期。

ですが、療養明けに

こちらのパンツを求め多くの方にご来店頂き

温かいお言葉の連続に

全身が優しさに浸かっているような気持ちになったのを今でも覚えております。