図解 1時間でわかる経済のしくみ
- 長瀬 勝彦
- 図解 1時間でわかる経済のしくみ
A4サイズで見開き図解つき。
この手の本、最近多いですね。
広く浅くいろいろ知識を得たい現代にはぴったりの手法なんでしょう。
私もぱらぱらよくめくっているのですが、
これ、けっこうおもしろかったですよ。
経済を解説したものは多くありますが、
こちらは流通や値段の決まり方など、
日常生活にかかわるものを経済学的に解説したもの。
市場の役割など、本当に基本的なことから入っています。
私がおもしろいと思ったのは、
世の中で一般的に考えられていることを否定していること。
たとえば、
「銀座のコーヒーが高いのは土地代が高いからではない。」
銀座あたりはデパートや映画館が多くて、
人が集まるわりには喫茶店が少ない。
よって、コーヒー代が高くても客は入る。
コーヒー代を高くとれるので、テナント代、土地代も高くなる。
なるほど。
「流通業は中間搾取?」
これはちがう。
原価はいくらなのに、高く売られている、という話があります
が、売ってくれる人がいなくなれば手に入ることすらない。
漁村で、たくさん魚が採れすぎると腐らせるだけになる。
商人が仲介することによって、漁師に現金が入り、
山村に住む人間が魚を手にすることができる。
「被災地で高く売るのは悪?」
安すぎると買占めなど、必要でない人まで物資を手にしてしまう。
また、どれだか高くしようとしても競争が起きると、
値段はそこそこに落ち着くものである。
「政府の財政赤字は悪くない」
よく、マスコミが国民一人当たりの借金を発表することがありますが、
私いつも疑問だったんです。
だって、私が実際に払う必要ってあるんですか?
これも、はっきりと「あなたの借金ではない」と書いています。
そりゃそうだ。
日本国債が日本人に買われている以上、
日本人の金融資産が増えているということである。
政府の赤字と民間の黒字はだいたい合致するものだそうで、
変な危機感を持つのは間違っているそうです。
それにしても、こうやってみると、
経済で説明できない事象ってないように思えますね。
誰かに話してみたら、ちょっと見直されそうな、カラクリ特集。
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