我が家の父が学校の教員をしている関係からか、教え子や同僚と年賀状のやりとりを毎年しているようで、毎年少ないときでも400枚程度の年賀状を買っていた。

 

そのうち、私は数枚から20枚程度拝借して年賀状をしたためている感じだった。一番書いていたのは、中学生くらいのころで、それもなんとなく女子から住所を聞かれると断れないとかそんな雰囲気でのことだったが、年賀状が届くと嬉しかった。

 

それが26歳になった最近は一切年賀状を書かなくなったし、届いたとしてもメガネ屋とかマッサージ屋の広告ばかりなので、そういうダイレクトメールが届く週間くらいにしか正月をとらえられなくなっている。今回は酉年の年賀状は来るだろうか。

 

思えば、私が中学生のころくらいから周りの友達は携帯電話を持ち始め、それで「あけおめメール」を送り合うのがトレンドだった。それようのテンプレートなんかもあって、こぞってダウンロードしていたような気がする。

 

大学生になるとフェイスブックなどのSNSが浸透してきて、いつでもどこでも友達の近況が分かるようになった。そうした時代にあって、遠方の友人の生存確認の手段でもあった年賀状の価値が下がるのは、至極当然のことのように思える。