2023年7月13日からついに「性的姿態等撮影罪」が施行された。

私が初めて問題行動を起こした十数年前は各都道府県の迷惑防止条例しかなかった。もちろん私もその条例に従って裁かれたわけだ。

科される刑罰も条例のときよりもより重くなる。スカートの中をスマホで撮っただけで懲役刑の可能性も以前より高まったわけだし、罰金の上限も上がるため、罰金を納付できなくて刑務所での労働をする可能性も高くなる。

元々私が最初に捕まったときから、この撮影罪の声は上がっていた。もちろん日々こういった盗撮で検挙される事件は報道で全て出るわけではないので、毎日日本中の何処かで逮捕されている。
それもあって撮影罪ができたのだと思っていたが意外にそれだけではなく、飛行機内でのCAさんの盗撮に対応するということもあったようだ。
飛行機内で盗撮をした場合、どの都道府県の上空を飛んでいたのかで適用される迷惑防止条例が変わってくる。ところが実際に犯行をおこなった時間と場所を正確に特定するのは難しい。
これにより本人が盗撮を認めている場合でも送検できなくて釈放されたらしい。

もちろんスカートの中を撮影した動画や画像は警察主導のもとで削除される。ただ本人の目の前で削除を促される。
もちろん悪いことをしているので素直に応じたが、削除する義務はないようなことをネットの記事で読んだ。

これについては深く調べていないので間違っているのかもしれないのだが、今回の撮影罪で削除して返却することが可能になったらしい。
たしかに私が逮捕されたとき、自分でやった盗撮画像は削除するよう言われたが、その他のネットでダウンロードした画像や動画は削除されなかった。

警察の判断根拠もそこまで厳密ではなく、個人的主観で判断していた。例えば、スカートの下からの画像に正面から隠し撮りをした顔がアップされているものなどは「こんな加工、わざわざ自分でしないだろう。」と言ってそのままにしていた。
また当時、風俗にいっていて、動画撮影OKというところがあった。もちろんそんな動画も全て見られてしまう。担当の刑事さんがこれも消すよと言ったが、ベテランの刑事さんが「お金を払ってやってるかもしれないから、それは消したらダメだ。」と言って削除されなかった。

なので、自分で盗撮した画像も警察が見つけきれなかったものはそのままになって返却されたのだ。

まあ、この異常気象というぐらいの暑さだ。外に出かけると短いスカートをはいた女性を目にする。エスカレーターや階段で前にいる女性がそんな格好をしていれば、今でも一瞬あのときの感情というか、欲望にかられるときが未だある。
たぶん一生治らない病気なのだ。なので忘れかけていた自分を戒めるためにも、頻繁ではないがこのブログは更新していきたいと思う。