ハノイの空港を出てすること。それはシャッターを切ることではなく、まずは一服だ。そこで一息ついたら、辺りを見渡してシャッターを切る。それを楽しいと思えるときには写真欲は高いと言える。何でもない光景、雑踏を撮ろうと思うことがスナップ写真の第一歩だと私は考えている。
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そしてそんなときに最適なのは、やはりライカM型だ。それはライカでなくてもいいかもしれないが、しかしデジカメや一眼レフではない。私はデジカメも一眼レフも使うが、旅には断然レンジファインダー機であるライカである。その道具感、相棒感、は他のどのカメラにも代え難い。それがローライ35でもオリンパスペンでもよいと思うのだが、とにかく私の場合はM型ライカなのだ。
イメージ 2ベトナムの空港というのはハノイのみならず、何をしているのか分からない人たちがたくさんいる。誰かを待っているのか、それとも時間潰しをしているのか。ここは日本ではない、と分かる光景、それが何気ない光景だとしてもそこに向かってシャッターを切るという行為は、自分がそこの人ではない、よそ者、あるいは旅行者、あるいはただの通りすがりであることを自己確認している作業でもある。