さて、ということで前話で修理なった私の1961年式ライカM2。となれば早速久しぶりに使ってみたくて仕方がない!レンズは35㎜ズマロンf2.8だが、今日は風も爽やかで初夏のようなカラッとした陽気。となれば現像もすぐできるカラーフィルムで撮ってみることにした。題して「TOKYO COLOUR」。
カメラが修理なって、私は近くの公園のベンチに座り、鞄からフィルムを取り出してライカに詰めた。そして見上げて撮った1枚目。太陽は眩しく、緑の葉っぱを透過するほどである。
カメラを修理してもらっている間、私は銀座をウロウロしてお昼ご飯を食べることにした。そのときからこの景色を発見していて、カラーフィルムならここで撮ろうと考えていた。
さすがにf8、1/250秒でも直射日光をモロに入れると厳しいものがある。ちなみに布幕カメラで直射日光を撮ると幕が焼けるというが、私はこの15年何度かこのような撮影をしてみたが、幕が焼けたことはない。焼けて穴が開いたら?そのときに幕を交換するしかない。が、それができる店は結構ある。
これはズマロンというのか、古いレンズの特性によるものなのだろうか。この黄色く目立つ看板を撮影したとき、もっと看板は光り輝いている様子だった。そのシットリとした写りがモノクロの時に生きているのかも。
銀座に車、と書かれた暖簾。冗談などではない、この中は車屋だった。そして中にあったのはスーパーカーたちだ。このアングルを得るには横断歩道に立つしかなく、信号が青になるのを待って横断歩道の上から撮った。中央に小さく撮影している私が写っている。
とある画廊で藤田嗣治の絵画展が行われていた。立ち寄りたいのはヤマヤマだったが、次の予定がある私はこの光景だけ撮影して足早に立ち去らねばならなかった。
この写真を見ると、ズマロンの特性というよりも今日の日差しに対してはもっと絞ったほうが良かったのかもしれない、と思った。なぜなら日傘の色とスカートの色はお揃いでとても綺麗な若草色、だったからだ。思った通りにその感じが出てなくて残念。
こうしてカラーで撮ったものを見ていて、ふとズミクロンの2世代目のレンズのことを思い出した。’69年に発売となった2世代目ズミクロンは、一眼レフの初代R型ズミクロンと設計を同じくするカラー時代のレンズ。初代R型ズミクロンは、カラーで撮るならこのレンズしかない!と思うほどコクのある写りをする、私のお気に入りのレンズだ。2世代目Mマウントのズミクロンも持っていたが、M5とともに実弟に譲ったので、今は手元にない。
東京FMの中継カー。どうも今日だけではなく常設されている模様。しかしこの場所はどこでしょう?実は数寄屋橋交差点の目の前、元のソニービルの跡地なのだ。こんな場所になっているとは露知らず、行ってみてビックリだった。たまには銀座にも出かける必要があるかも。
同じ場所から数寄屋橋交差点前の不二家を見上げて。見上げられるのは、階段があってそこを数段降りた場所から撮影しているため。降りた場所には何とかき氷の店があった。さすがにこちらは夏期限定なのか。
どういうわけか、このソニービル跡地はさながら植物園のような体裁になっていて、休憩もできるし、まさに「都会のオアシス」。その樹木の間から東京オリンピックまであと2年という広告が見えた。最近TOKYO2020というのをあちこちで見るのだが、それも今だけ、と思って見かけると撮影することにしている。
こちらも同じソニービル跡地からエルメス銀座店のほうを見上げたもの。この観葉植物のようなものはしかし高さが4mほどはあって実に大きい。さっきGoogle Mapでこの場所を見たら、GINZA SONY PARKとあった。やはり公園という扱いなのか。夜来るとどんな感じなのか、が気になる。