ライカとモノクロ写真をこよなく愛する私ではあるが、時にカラーフィルムを使いたいときもある。

ライカもレンジファインダー機のM型と、一眼レフのR型があるが、私はR型を使うときにはたいていカラーフィルムを使う。1970年代以降が主流のライカR型では、そのレンズもカラーフィルム時代に合わせて作られたものであり、特に1970年代のライカレンズにはカラーフィルムで撮ると、何とも言えない色を出すレンズがいくつかある。例えばR型なら初期の50㎜ズミクロンなどは、カラーの色が何とも言えないものがあったりするが、これはM型用のレンズでも同様のことがあり、私の中では第2世代の50㎜ズミクロンや、今日紹介しようと思う、90㎜エルマリートもカラーで撮る気分になるレンズである。

ということで今回は7月のマレーシアから、ライカM2に90㎜エルマリート、フィルムはロモグラフィーのISO800カラーフィルムの組み合わせで撮影したものから紹介する。
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例えばこういう色合い。デジカメやI-Phoneのいわゆるデジタルな精緻さとは異なる色の揺らぎ。

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例えば人を入れたときの、温かみを感じる肌の色の感じ。

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シャツのエンジの色と皺の感じ。ちなみにこちらの写真は一緒に朝食を食べた同僚のリクエストで撮ったお店のお姉さんの写真。彼はこれを見せろというけれども、僕はまだ見せていない。

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KLIA,とはクアラルンプール国際空港の略。日本発着便はターミナル側に着くため、かつての成田空港のように本館とはモノレールで移動するのだが、そのホームにて。まるで陸上競技場に描かれた線のようなホームと、その先のFinishの文字。何よりこの微妙な感じのオレンジ色を見れば、カラーフィルムがあればそれで撮りたい絵である。そして私のこのときの旅もこれで終わり(Finish)だった。