2014年の7月、暑い夏の盛りにライカM2を手に台湾は高雄市の駁二藝術特區をブラブラしたときのスナップから。
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倉庫街の一番はじっこにて。ON AIRという照明が見えるが、しかしこの中はスタジオとかではなかったと思う。そしてやはりあるのは廟。
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芸術特区というだけあって、このような不思議なオブジェもあったりする。こちらには漁婦当開、と書いてあるが意味は分からない。そして背景に自転車に乗っている人と瓦屋根。瓦屋根といえば、台湾における瓦屋根とは間違いなく日本統治時代の建物である。これが街中でも結構見かける。某国営系の会社の本社は日本時代の小学校の校舎跡をそのまま現在でも使っており、だから中庭のある平屋式の木造の建物で、その当時はクラス名が掛かっていたであろう部屋ごとの名札は今は部課名が掛かっている。
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建物とその陰の幾何学的な感じがモノクロでもいい感じになるのではないか、と思いながら撮影した一枚。あの日差しの強い夏の日、私の眼とファインダーを覗いた光景は色があろうとなかろうと、どのみちこういう景色だったのである。
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10年ぶりに台湾に住んでみて、変わったことと言えばいくつかある。もちろん日本と同様に昔に比べて街が近代化した、とか、クルマが新しくなった、とかもあるが、人々の生活とのなかで言えば圧倒的に変わったのは①自転車に乗っている人が増えた。これも日本と同様の事象で台湾も空前の自転車ブーム、つまり乗っているのはママチャリなどではなく、ロードレーサーなどのスポーツサイクルだ。Giantのある国だからこれは尤もな話ではある。②犬を飼っている人が増えた。こちらも日本と同じで街中をトイプードルを散歩させている人を見るなんて、10年前では信じられなかった。それが今では公園へ行くと、太極拳を朝からやっている人たち(こちらは昔からいる)と同じくらい、犬を散歩させている人を見ることになる。
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だが私にとっての台湾とは「第二の故郷」と言ってもいいくらいだ。初めて住んだ海外であり、いろんな台湾人が私を助けてくれ、育ててくれた。今も友達は多く、誰もが昔と変わらず歓待してくれる。そこは全く変わってない。