(旧)高雄港駅とその構内は公園になっているので散策してみることにした。
するといきなり現れたのがこのオブジェ。貨車の上には植木?で作られた恐竜が二体と竹で編んだ卵。テーマは不明だが、家族連れも多いこの場所なので、何となく違和感はなかった。
高雄港駅のほうを振り返ると、草刈のおばさんがいた。台湾もこうして古い建物などを保存しようという動きがあるというのはちょっと嬉しい。整備される体制と整備してくれる方々がいるから我々は古のものを愛でることができるのであって、誰も手を入れなければそれは単なる廃墟となり、そのうちゴミになったり壊されたりするのは別に文化財とか建物に限った話ではない。
考えてみたら、この広大な高雄港駅跡地は、一大芸術パークのようになっていたらしい。何かのオブジェの陰から見えているのは、スーツケースと思しい鉄の塊。人の背丈の何倍かあるような大きなものである。
時代がどれだけデジタル化して、仮にフィルムカメラがなくなってしまおうとも、人々は三脚を使い続けるのだろう、と思いながら撮影した一枚。今どきは「自撮り棒」なるものが流行っているようだが、あれはいつか小型のクローンとかに変わってしまうのだろうか?携帯でカメラは十分小型化しているので、棒の先に小さくカブトムシ型のカメラ、なんてものも流行ったりして。
今歩いてきた高雄港駅のほうを振り返って。2014年の7月、ライカM2に35㎜Noktonf1.4と20㎜Russarf5.6を手に。それは暑い夏の日の午前、だった。