前回はAPRのステージ1プログラムを
インストールして走りのフィーリングや
加速のタイムがどれだけ変わったかを
お伝えしました。
今回のメニューはSトロニックミッションの
プログラム「TCU」アップグレードです。
インストール時間はECUよりも短く
15分程度で完了いたしますが
その効果は絶大で、APRの ECUを
インストールされたオーナー様は
TCUまでインストールされるケースが
とても増えてきました。
メリットを簡単にご説明しますと…
・APRのプログラムに合わせた
効率的なシフトスケジュール
・シフトレスポンスの向上
・クラッチの圧着力アップで
スリップの減少、クラッチ保護
他にも色々ございますが、入れた方が
良いのは間違いないプログラムです。
やみくもに高回転をキープしようとする
Sモードは、街乗りでは全く「使えない」
という声が多いですが、それも改善
されるのが嬉しいポイント。
アクセル開度も検知してくれるため
普通に走っている時はノーマルよりも
むしろ早くシフトアップしてくれたり
とてもクレバーなプログラムなんです。
ちょっと前置きが長くなりましたが
早速テストランです。
前回のおさらいですが
0→100キロの到達タイムは
ノーマル:4.36秒
APRステージ1:3.89秒
0.47秒アップしました。
そして更にTCUアップグレードを追加しての
気になるタイムは…??
1本目 4.23秒…
2本目 4.15秒……!?
あれれれれ〜〜??
まさかのタイムダウン。
厳密には気温など前回と違いますので
イコールコンディションではありませんが…
正直、0→100キロですとそんなに
タイムは変わらないのでは?と
予想しておりましたが、まさか
タイムが下がるとは!
でも、その原因ははっきりしています。
加速は明らかに速いのですが
半クラッチが少なくなるため
ゼロからアクセルを一気に踏み込んでも
回転が上がらず1,500回転くらいで
クラッチがしっかりとつながってしまい
出だしがややもたつく感じに。
改めてデータを見直してみますと
<APRステージ1(+TCU)>
0→10キロ 0.49秒(0.51秒)
0→20キロ 0.90秒(1.02秒)
0→30キロ 1.26秒(1.44秒)
0→40キロ 1.57秒(1,78秒)
こんな感じです。
ノーマルTCUの方が回転が上がって
半クラッチで滑るため、ゼロからの
車速の立ち上がりが良いという…
誰がやっても同じ結果となるように
オートホールドからのゼロ発進で
一気にアクセルを踏み込むという方法で
計測しておりますが、それが不利に
働いてしまうとは予想外でした。
0キロではなく走り始めてからの
加速でしたら結果は逆になるはずですが
このままではなんとも後味が悪いので
ローンチスタートを試すことに。
前回のブログでは、いつかはローンチで
タイム出します!的なことを書きましたが
まさかもう使うことになるとは…笑
スタッドレスタイヤがかわいそうですが
グリップが低い分、駆動系への負担は
少なそうです。
APRのTCUはローンチの回転数も
インストール時に選べるのですが
MAXの4,500回転にしてあります。
アクセルとブレーキを両方踏んで
バババッと4,500回転をキープして
ブレーキをリリースしたら一気にGOです!
※この時のタイムラグもノーマルより
少なくなっています
出ました!3.69秒!!
タイヤのグリップがもっとあれば
タイムアップは明らかですが
充分なタイムと言えるでしょう。
TCUアップグレードの比較データは
取れませんでしたが、よりダイレクトな
加速感やSモードの気持ちよさは
体感レベルですよ〜
洗車をしてこれからインテーク周りや
インタークーラーの交換に入ります。
そしてステージ1+(プラス)のプログラムを
インストールして476馬力から…
513馬力仕様へ進化します。
同じくスタッドレスタイヤのままで
ゼロスタート、ローンチスタートを
試してみますのでお楽しみに〜♪
FREELINE
https://www.freeline-otaru.com/
グーネット在庫ラインナップ
https://www.goo-net.com/ipn/usedcar_shop/0303626/stock.html