私が体重や体型に執着していた時の話。



私が体重や体型をかなり気にしている様子を見て



周りの人が



「十分痩せてるよ!」


「今がちょうどいい体型だよ!」


「もうこれ以上痩せなくていいんじゃない?」




という言葉をたくさんかけてくれました



が!



当時の私の心には、その言葉が入ってこなかったんです。



優しい気持ちで言ってくれていたはずなのに

なぜ、入ってこなかったのかというと…



「自分のこと全然分かってもらえてない」という感じがしたから。


なんです。



本当は「痩せたい」という気持ちに苛まれたくないし、振り回されたくないという想いは十分にありました。


でも

「痩せたい」という気持ちに執着せざるを得ないほど


体型のことをなじられたり

体型で優劣つけられてしまったり

貶されることばかり起こってたから


それだけ傷ついていたということを「痩せたい」という気持ちに執着することで精一杯表現していたんです。


なので、その時期に

「痩せなくていいのに」

と言われると


なんか否定されているような感覚になってしまって
「いや、まだまだ痩せなきゃ!」と思ってしまうことがあるんです。


「十分痩せてるよ」
という言葉が悪いのではないんです。


その言葉が入りやすい心の状態が作れているか、ということなのです。


「十分痩せてるよ」
という言葉が入りにくい時に、本当に欲しい言葉は

「そんなにツラいことがあったんだね。苦しかったんだね」といった共感してくれる言葉。


それを周りの人に言ってもらえるといいのですが



なかなか言ってもらえないことが多いと思います。



だから


最初にできることは



「あの時、ツラかったよね。苦しかったよね。でも頑張ったよね。えらかったね」


と、自分で自分の気持ちに共感してあげることから。




自分で自分の気持ちを受け止めてあげることから始めてくださいね。