ライフ・オーガナイズの講座に参加してきました。 
【2/21】シンプルな暮らしのための整理収納 | すくらむ21 川崎市男女共同参画センター
【内容】「家の中がなぜか片付かない・・・」 「自分にとって本当に必要なモノとは何か?」 という、モノを見極める力を持つことがとても大切です。 モノの持ち方を見直して、シンプルな暮らしをしませんか。 この機会に、整理と収納のコツを学びましょう。


部屋の片づけ(作業)は苦手な私ですが、組織だっていること、一元化している状態が無性に好きなので「オーガナイズ」という言葉に心惹かれ、同じフリーランス仲間の友人と参加してきました。

目新しいことは無いけど、究極のお片づけ法

  ここ数年整理収納ブームですが、特に最近注目されたお片づけ法としては、断捨離、ときめきのお片づけなどがあると思います。それらに比べるとこのライフ・オーガナイズはすんごく特徴的な何かとか、衝撃的な手法があるわけでは無いです。
いわゆる、華がない?

が、これはおそらく究極のお片づけ法です。
否、単なる一手法ではなく、これまでのお片づけ法全体を包含するフレームワークとでもいうべきか…。

先生曰く、整理収納に取りかかるには適切な順番というものがある。
それはピラミッド型で言うと土台の部分から順に

頭の整理(実際の部屋の)整理収納片付掃除

という構成になっている。
収納場所がきちんと決まっていないのにいくら片づけても掃除をしても整理された部屋にならないように、土台の部分無くしてその上の段階のものをいくらやっても効果が出ない、ということです。


まず初めに、自分の片づけに対する考え方、必要性、物に対する価値観などを見つめ直し、自分に必要なやり方を選んで取り入れていくことが必要なんですね。

これ、納得です

就職でも、勉強法でも、自分の強み弱み、価値観を知らずして、次から次に色んな職場やテキストを試しても、なかなかうまくいきませんよね。
同じことが片付にも言えるのですよね~。


上にも挙げた最近のお片づけ法をこのピラミッドに当てはめるとすると、
「ときめきの・・・」は、整理・収納段階で物を捨てる場合の分別方法をフィーチャーしたものですよね。
「断捨離 」は整理段階の捨てる、とにかく捨てる!!をフィーチャー。
その行為を通じて自分のこだわりや価値観(=頭の整理)まで掘り下げていくという感じですかね。
(この辺の分類は本を流し読みした程度での理解でやっていますので、愛読者の方、間違ってたらごめんなさい)

なので、これらの手法も、自分にフィットしていなければいくらやっても上手く行くわけが無く・・・(例えば、物にすごく価値を置く人に、「捨てろ、捨てろ」といっても辛いだけ。)

というか、そもそも部屋ってそんなに片付なきゃいけないの?っていう所まで改めて考えてもいいような・・・(先生は片付がお仕事ですからもちろんそうは仰いませんが


究極考えた末
「私の人生に片づけに割く時間は1分も無い」と思ったら家政婦さんや収納コンサルタントなど全部プロに丸投げしてもいいし、
「ゴミ屋敷は困るけど、生活可能な程度になってれば散らかっててもいいや~」なら片づけなくてもOKってことだよね?!(極論?)

そんな訳で、今までいろんな片づけ法ジプシーになっている方にはおススメです。

この他にも、さすが「オーガナイズ」という名前が付くだけあり、片付けられない原因をヒト・モノ・カネに例えていたり、マトリックス図を上手につかったり、その内容自体が気持ちよく整理された講座でした。

さらに座学だけでなく、自分の物に対する価値観を探るワーク、模擬お片づけのようなワークが取り入れられているのもすごく良かったです。

得られたことは・・・
これらのワークを通じて、私自身は整理収納計画を考えるのは得意だけど実行が伴わない「めんどくさがり型」であり、それでも、仕事・生活を効率よく回し、インテリアを楽しみたい(整理収納とインテリアは別物。整った部屋無くしては素敵なインテリアは無し!)から、お片づけするのだ、という事が改めて分かりました。

このへんの自分の特徴を活かしてもちょっと改善して見ます。


 
整理収納手帖 -暮らしやすさの仕組みを考える、ライフオーガナイザーyoshiのブログ- : 2012年はGTDに力を入れます! 「GTDワークショップのご案内」

それから、私が半端に取り組み中のGTDを先生がライフオーガナイズとからめてワークショップ開催されているということが分かり、次はぜひ参加させて頂きたい!と心に決めました。