教員免許更新講習の

修了認定試験が終わりました!♪

 

試験終了15分前からソワソワ・・・

帰ったらアレしようコレしよう・・・と妄想しつつ

そんで何より、

 

ビール飲もう!

いえーい🍺🍺 (^^♪

 

でした(笑)

「落とす目的ではない試験」とわかりつつも、

なーんか飲む気になれなかったんですよねー。

 

で、心のつかえも取れた状態でビールを楽しみ~

平静を取り戻したので(?)

受講&受験しての感想を

あらためて書いておこうと思います。

 

★講義内容について★

「1」に、音声インプット

「2」に、計画(年間、単元)

「3」に、使って身につけろ

 

的な感じだな~というのが個人的な印象ですね。

 

「おお、やっと日本の英語教育もここまで来たか」

(↑目線、上から)

などと思いました。

訳読法的、教科書ありき的な教授型から、

意味のあるやりとりを通しての感覚的な学び合いへ。

 

なぜだかヘレン・ケラー氏を思い出しました。

言葉は、記号的な文字の羅列ではなく、

意味や感覚を伴っているのだと、

water

を通じて知った、というエピソードとともに…。

 

このブログの中で、

「第2言語の能力は母語の能力を超えない」

と、英語を教科として小学校へ導入することへの懸念を

自分なりに示したことがありました。・・・

それ、若干間違ってたな、と思い直しました。

 

「小さい時から英語やっても意味ないという話」

(今見たら「懸念」どころか「無意味」ってバッサリ切ってた(汗)

 

赤ちゃんは、生まれて成長するにしたがって、

親やきょうだいなどから

随時音声インプットを受けてます。

視覚情報やその場の雰囲気から状況を感じながら…

そして、ある日発話に至る。
これが、「言語の学ばれ方」です。
この「言語の学ばれ方」の原則に沿うと、
「第2言語の能力は母語の能力を超えない」という理由で
小学校への導入に懸念を示すのは適当ではないな~
と思いました。
 
ただ、ある程度年齢がいくと、
理屈がわからないと発話できなかったりするんですよね。
(成人してからの語学学習が難しく感じるのはこのせいかな…)
 
この理屈を子どもに適用してたんだな~
子どもの可能性を閉ざす考え方をしていたわ。
反省・・・
 
でもでも、中学校への接続には
相変わらず課題が残っていると思っています。。。
これについてはまた別の機会に書こうっと。
 
というわけで、講義では
「いかに良質な音声インプットが大切か」ということに
多大な力点を置いていたと思います。
 
個人的に面白かったのは、
「自然な英語の音の流れを聞かせる」的な内容。
具体的には、
-What's the day today?
に対して、
ッツ (息継ぎ) ンデイ!!」
は自然じゃないですよ~(笑) っていう。
 
英語は日本語のようにピッチアクセントじゃないから、
「イッツ」の「イ」はそこまで強勢を置かなくていい。
そして、日本人が
「今日は月曜日よ。」
と言う時に、
今日は、と月曜日よ、の間に、
息継ぎはあんまりすることないよね?
ていう感じです。
 
確かに~!!あるある~!
私それやってたかも~~~!!(笑)
 
って素直に思えました。
natural English を心がけたいものです…。
 
講義は、全体的に
「不安を感じている先生もいるでしょうけど…
大丈夫だよ、がんばって!!」
っていう優しいメッセージに溢れているなあ~と
試験を受けるまでは思っていたんですが・・・。
 
★試験について★
試験を見て正直「?」って思いました。
いや、わかるんですよ。難なく。
問いも本質的なような気がしましたし。
 
でも、この試験
 
講義を聴いて理解したかを
確かめるための問題では無い
 
そう感じましたね…。
 
現職で、
英語なんて久しく勉強していないのに、
近々自分で英語の授業をしなきゃならない
そういう先生たちを
「だいじょうぶだよ!」
って元気づけたいんだったらさー
 
英語教育の本質的な問い
英単語の知識に対する問い
英文解釈若干必要な問い
 
ではなくて、
講義の内容に対しての問い
をもう少し入れておくべきなのでは・・・?
そう思いました。
だって、その方が
「大丈夫、できそう!」
って自信持ってもらえそうだと思いませんか?
 
よって解答し終えた後は、
「優しい」と思っていた講師陣へのイメージが
snub とか
arrogant に変わっちゃいました(苦笑)
現場の先生が何を心配しているのか、
まったくわかっていないみたいだ、
そう感じましたねえ。残念です。
 
英語教育に興味がある人にとっては
確かな手ごたえと明るい未来を感じるテスト
でも、興味の有無にかかわらず授業をさせる前提なら、
もっと「大丈夫だよ感」出してほしかったな~
 
余談:「トップダウン的な教授法」みたいな言葉、
英語嫌いな人には鬼門じゃないのか・・・
専門用語ばっかり使って説明する医者、みたいだと思う・・・