FreeHub磯部です。
昨日FacebookにUPした記事がかなり反響を頂いたため
追記を書こうと思ったら長くなりそうなので
ブログで書いていきます。
ざっくり言うと、この本について。
添加物の話メインで読みやすいんで購入したんですが
それだけではなく日本で取り組まれはじめた有機農法の実例などもたくさん盛り込まれており
農薬で起こる環境の変化なども分かりやすく書かれています。
エンタメとしての側面もあるのですべては書ききれなかった部分もあると思いますが
ここから興味づけをして更に深く勉強したい方は専門の本を読んでみましょうというきっかけには良いと思います。
特に添加物のカラクリ、ジュースやカップ麺の作られ方の実演マンガはとてもリアルなので、一読の価値ありです。
なんでこんなに添加物がいるの?っていうところも分かりやすく書かれてますが
私が突っ込みたいのは値段について。
コンビニのお弁当って、だいたい400円から500円くらいですが
同じものをレストランで出せば最低でも1000円くらいしますよね。
更にちゃんとした素材のものを使えば、おそらく1300円くらい。
そう考えるとなぜコンビニがこんなに安く売れるのか?
っていうところを考えてみてほしいのですが
社会科の先生的な回答であれば
・安価な外国産の食品を使い
・大量仕入れと一括生産による製造コストの削減
・更に流通販路も自社で確保することで
・製造から販売までワンストップで行うことでコスト削減を行う
というところですね。
これは立派な企業努力です。
ただですね
・外国産食品が安いのはなぜか?
・一括生産をできる規模の工場が日本中にどれだけあるのか?
・流通の間にナマ物(いくら火を通してあっても肉や魚、野菜です)が腐らないのか?
とか、このへんまで考えてみると
一人前の弁当が400円てあまりにも安すぎるんじゃないか?っていうことも気づくんじゃないかと。
そこでどんなカラクリがあるのか、ちょっと考えてみてはどうかな、と。
ただ
一回下がったモノの値段をいきなり上げるってのは難しいんです。
もともとの適正価格が1000円だったものが、企業努力で500円に下がりました。
これは経済学的には悪いことではないんですが
この500円に値下げするということで、どれだけの人が苦しんでいるのか、っていうのを考えてみてください。
うちもお客様ありきの仕事をやってるからわかりますが
ムチャクチャな値下げを打診してくる人や
ひどいのになると「お金とるの?」とか言ってくる人もいます。
もちろん、そういう人の仕事は丁重にお断りしますが。。
食品と音楽の仕事を同列に並べるのは乱暴ですが
価格を破壊するっていうのは、言い方をかえれば色々な人の生活を破壊して、結局利益を得るのは価格を破壊した人間だけってことですよね。
分かりやすいのがいわゆる下請けへの無茶な値下げとかリストラですよね。
これが世界的な規模で起こせる企業は価格を安くできる。
前回の記事で書いた内容はこれの世界的な問題について取り上げてましたが
規模は違えど日本でも同じことは起きています。
日本の場合は、クライアント至上主義から起こる過労死だったり、衣食住も維持できない低賃金だったりですね。
僕自身、教育業にたずさわってますが
この世界は日本の貧困問題の一部が結構リアルに見えてきたりします。
この内容については長くなるので次回。
