マレーシア料理教室7月の様子はこんな感じでした! | アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

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2005年から2009年までの4年間、常夏のマレーシアで暮らしていました。2年過ぎた今でも、日本食は「ハレ」の料理でちょっぴりよそよそしく、アジア飯のほうが「ケ=日常」のご飯で、ホッとします。私にとっての食とは、味わいながら、みんなとつながることです。

7月の料理教室は、マレーカンポンのムスキシェフが、フィッシュカレー、あさりのレモングラス蒸し、南国フルーツのロジャを教えてくれました。(写真協力:マユちゃん、うしぞーさん)

この料理教室のモットーは、教えてくれる先生との交流です。今回もいろんな会話が飛び出し、エキサイティング~。たとえば、ムスキさんの故郷であるプルヘンティアン島の美しい海の写真を見たり、リンさんが誇らしげに見せてくれた写真が、ひっくり返った巨大スッポンと皮を剥がれた食用ガエルで、ひえぇ~!と参加者みんなで悲鳴をあげたり。マレーシア人シェフから飛び出すびっくり話しに笑いながらロジャを食べていたら、まるで南国のマレーシアに旅している気分になりました。

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今回講師を勤めてくれたマレーカンポンのムスキさん(右)とサポ―ト役で盛り上げてくれたリムさん(左)。

今回感動したのは、静岡県の浜松より、この料理教室のためにわざわざ上京して下さった方がいたこと。日本に住んで10年、マレーシア人のウォンさん。浜松でマレーシア料理店を立ち上げようと研究中。「マレーシアごはんの会」のWebを見てくれて参加してくれたのです。うれしかったな~。「ロジャの果物はこうやってカットするのよ」と手際よく料理を手伝ってくれたウォンさん。

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マラッカ出身のウォンさんがつくるマレーシアのニョニャ料理。いつか食べてみたいです。

さて、今回のフィッシュカレーは丸ごと1匹の鯛を使いました。どどん!

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この姿、まるで魚の煮付け。醤油ではなく、カレーでね。

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オクラ、厚揚げ、揚げが入るのがフィッシュカレーの特徴

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カレーのできあがり。お皿のデザインとプチトマトのせいで、なんだかイタリアン。

※ここで後日談。この写真を見たマレーカンポン店主のチャーさん、「おぉ~、この写真、マレーシアの料理そのもの!」とのこと。カラフル食器はマレーシアによくあるし、この雑多な盛り方もマレーシアらしい、とか。マレーシア人である店主のチャーさんが、すごく感動していて、ムスキさん、照れくさそうに笑ってました。

さて、ここでワンポイント。

マレーシアのフィッシュカレーは、“フィッシュヘッドカレー”とよばれる“魚の頭”を使ったものが通常で、魚の身はあんまり重要視されません。つまり、魚の頭から出たダシが、カレーに深みを加えていて最高の料理になるんです。

でも日本人、魚の身もやっぱり好きだよね、ということで、両方のいい所どりで、丸ごと一匹の魚を使うことになったのです。ちなみに、食べるときは、写真のようにお皿にすべて盛って、骨から身を外して食べるのがおすすめです。いつもの日本のカレー感覚で、鍋のなかで身を分けようとすると、大変。骨がカレーのなかで散乱して食べにくMAX。ご注意下さい。

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アサリは玉葱、生姜、レモングラスを上にのせ、チキンスープで蒸し煮に。

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そして、こちらがロジャです! マレーシア人が大好きな果物のおやつ。でも、果物に甘辛い濃厚ソースをた~っぷりかけるという発想が、日本人にはあり得ない!そのため、ドリアン同様、2~3回食べ続けないとおいしいとは思えない料理です。逆にいえば、おいしいと思ったら最後ハマってしまうんですよ。

今回ロジャ初体験の方の感想。
・パイナップルはそのままでいいのでは?
・きゅうりには合うけど…
・リンゴはあり得ない
・パイナップルはいい
と様々な意見。こんな特別体験が楽しいでしょ!

というのもロジャは、マレーシア語で「混ぜこぜ」という意味があり、多民族国家であるマレーシアを象徴する料理でもあるのです。ロジャというタイトルの映画が作られたり、色んな言葉が飛び交うことを「ロジャな言葉」と言ったりします。つまり、ロジャはマレーシアそのもの。ロジャを食べれば、マレーシアが分かるんです。

みんなでマレーシア料理を作り、みんなで食べながら、ロジャの映画を見たり、現地のフィッシュヘッドカレーの写真を見たりと、マレーシア現地に思いを馳せるひととき。それぞれが思い浮かべるマレーシアは各自違っていて、でもそんな違うマレーシアを思い出す時間を共有していて。こういうのってすごく楽しいです。