先日、わが家の裏側で、祭りがおこなわれていた。
「はいさ、はいさ、」という掛け声と太鼓の音。どうも、マレーシア以外の国のお祭りのようだ。
「はいさ、はいさ、」
「はいさ、はいさ、」
ずっと同じ音程と掛け声を繰り返している。
その声を聞いていたら、ふと思った。
そっか。繰り返し、って、繰り返すからこそ、意味があることなんだ、って。
日本の祭りでも、お坊さんのお経でも、戦場のメリークリスマスも。
繰り返すメロディーだから、心の真に響き、何かが伝わるんだ。
毎日の生活も。
ご飯を食べて、寝て、トイレに行って、寝ることも。繰り返すからこそ、大切なんだ。繰り返すから、何かが見えて、自然と何かになるんだ。
何事も繰り返すことに、意味があり、そこに真が宿っている、そう思った。