今日はついてない日だった。
まず朝食で、ココナッツで作る“カヤジャム”とバターで食べるトーストセットを注文したら、30分も忘れられ、おまけにふわふわの温泉卵のはずが、中途半端に固まったゆで卵になっていた。時間が無かったので、店員さんに塩をお願いするのも諦めた。
そのあと靴を買ってレジに並んだら、前のおっちゃんがレジをうち終わったところで、「あ、俺、バウチャーを使いたい」とか言い出し、レジは1から打ち直し。急いでいたのでイラッとし、心のなかで後ろから回し蹴りをおりゃっ。
でも、その後のマレーシアン伝統のハーブを使ったエステはめちゃ最高!すっきり気分で、ベジタリアン用のおかずをご飯に4種ぶっかけて、4.5リンギ払って持ち帰り。タクシーの運ちゃんもいいおじいちゃんで、かなりウキウキ気分で帰宅。
が、しかし。今日の夜から友人が来馬するため、3時から部屋のクリーニング。玄関を開けると、いつもとは違う若い女の子がやってきた。初めての女の子だったけど、いつも頼んでいる人の派遣だから大丈夫かな、と思っていたが、見ているとめちゃくちゃ大雑把なのだ。そりゃこちらも、机の上にモノを置きすぎてるのが悪いけど、いつもの人はちゃんとどかして、きちんと拭いてくれている。今日の若い子は、モノを動かさず、その周りをちらりとなでるだけ。
さらに、こちらも新聞をまとめたり、洗濯物を干したりしていたら、1時間もしないうちに、「終わった」と言い出した。えっえっ?いつもは2時間近くかかるのに、あんた、それはないだろう、と思ってキッチンを見たら、レンジ周りの油汚れが残っている。これは?と指をさしたら、「あ、これもやるの?ソーリー」だそう。2つのトイレを見たら、そっちもイマイチぴかぴかでない。これもやってないよね、と言ったら、今度は「やった」と言い張る。いや、いつもはもっとピカピカだよ、と言ったら、マレー語で○×◆▽。そこで、実演をし始めて、「ほら、これでどうだ、これでどうだ」というんだけど、イマイチ、いや全然アカンのだ。英語が得意でないのか、わざとなのか、マレー語でまくしたてる彼女に、日本人を舐めるなよー、と英語でとつとつと説明した。あなたがやった、やってない、は別にして、いつもはもっと綺麗だよ、それにいつもは1時間半以上だけど、今日は1時間だよね。すると彼女、「だって、終わったんだもん!」。こっちだって契約して、お金払ってるんだから、言わなきゃいけないことは言わんといかん。だったら、いつもは綺麗にしてくれるから60リンギだけど、今日は綺麗にならなかったから50リンギでいいね。すると「アップ、トゥー、ユー、ラー(勝手にすれば、って感じの訳かね)」と言う。そして、50リンギ持って帰っていった。
なんだよこれー!と思ったもんで、派遣を頼んだ人に電話して話して、はっきり「今日は、わたしは全然満足してないよ」と言ってやった。自分でもよく言えるようになったなぁ、と感心というか、しみじみしたのだけど、返ってきた言葉が、めちゃ明るい声で「オーケーオーケー。ネックスタイム、アイ、キャン、クリーン、フォー、ユー!」とのこと。いやいや、はぁ~深い脱力感。ほとほと、マレー人には勝てません。マレーシア、ボレです。
(ボレ、とはCanのマレー語で、「マレーシア、ボレ!」というスローガンは、マレーシアは何でもできるぞー!という意味)