大変ご無沙汰しておりました。皆さま、本年もどうぞよろしくお願いします。
新年早々めちゃ働いていて、頭が文字やら、写真やら、数字やらで、ぐちゃぐちゃになっている。しみじみ年を取った…と実感。昔はこれくらいバタバタしていても、翌朝の太陽の明かりを見たら「よしゃっ!」と思えたのに、今はどんより、一晩寝ても気持ちが切り替わらない。頭のなかに1ミリも余白が残っていない感じで、何かを考えようと思っても、ちっとも頭のなかに入っていかない。ちょっとくらい寝ても、テレビを見てリラックスしようとしても、なかなか回復できない。
仕事は仕事、プライベートはプライベート、って分けることができたのは、若さのおかげだったんだなぁと思う。だって最近はそうは行かないもの。仕事がじんわりプライベートの時間にも浸透していき、逆にプライベートの悩みも仕事にそっと影響を与えている。きっとおじさん達がどんどん仕事人間になってしまうのも、わたしが感じているように、年齢のせいで少しずつ境界線が消えていくからかもしれない。気づいたら、仕事とプライベートがごっちゃになって、自分でもよく分からない場所に立ってしまってるんだ。
なんてことを新年早々ぐちってみたけど、編集の仕事はやっぱりおもしろい。だからどんなに遅くても意外と耐えられる。でも、忙しくてもアイデア収集のためにさらに頑張る!ってほどの気力は、本来怠け者なわたしには、あまり無い。だからあまり忙しいのは、仕事のクオリティを上げるためにもよくないなーなんて思う。
そして最後にもうひとつ。最近分かったのは、わたしにとって大切なことは“伝えたい”ということよりも“伝わる”ことだということ。伝わる。そう、わたしはいつも伝わることにこだわっている。そのために手段を色々考えている。言葉を選ぶにも、伝えたい言葉じゃなくて、伝わる言葉を選んでいる。極端にいえば、内容は単純なことでいいんだ。伝わりさえすれば。たとえば赤、といって、わたしが想像した赤を、誰かがひとりでも同じ赤を感じてくれたら、わたしはそれで満足。いや、そんなことができたら最高。伝えたいことがあるというよりも、伝わる瞬間を感じたいからライターという職業が好き。これって、変なのかしら。