マレーシアに行く! 衣装編 | アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

2005年から2009年までの4年間、常夏のマレーシアで暮らしていました。2年過ぎた今でも、日本食は「ハレ」の料理でちょっぴりよそよそしく、アジア飯のほうが「ケ=日常」のご飯で、ホッとします。私にとっての食とは、味わいながら、みんなとつながることです。

先週木曜日から今日の朝、成田着で、

マレーシア、クアラルンプールに行ってまいりました。

 

なぜに突然、このような短期の海外旅行を決行したのかは

追ってお話しするとして、

今日のところはマレーシアのファーストインプレッションを

書き留めたいと思います。

 

初めてのマレーシア。初めての海外ひとり旅。

初めてのリムジンバス。初めての海外JAL便。

 

なんでもかんでも初めてづくしで、かなりアップアップしながらも、

無事、マレーシア空港が見えてきた。

 

飛行機の窓から見える、見知らぬ景色。

緑の木々のなかに滑走路がのびていて、成田空港に似ている――

と思った瞬間、ヤラレタ!と衝撃的な画像が目に飛び込んできた。

 

緑の木。

それは、日本でおなじみの杉でもヒノキでもクスノキでもなくて、

葉っぱを四方にグイッとひろげた、ヤシの木だったのだ。

 

ここは南国。北緯2度くらいの場所。

年間を通して32度の平均気温。
ヤシの木か~、思わず大納得。

 

初めての空港でドッキドッキしながら歩くと、

想像していたとおり、ベールをかぶった女性とたくさんすれ違う。

マレーシアの国教はイスラム教。

イスラム教の女性は、頭をベールで覆い、肌の露出をしない洋服を着る。

 

イスラム教といっても、国や地域によっても色々のようで、

クアラルンプールのイスラム教の女性たちは、顔はすっぽり出して、

頭だけをベールでしっかり覆っていた。

赤、白、薄い緑、薄い紫、黒、グレー。

カラフルでやわらかなベールは、とても美しい。

洋服もそれぞれに細かい模様で彩られていて、

絹のような涼しげな生地が、動くたびにヒラリと揺れる。

 

マレーシアは、マレー系マレーシア人と中華系マレーシア人が主な民族だが、

ほかにもインド系、ヨーロッパ系、先住民、外国人と様々な人が住んでいる。

 

そのため女性の装いは様々で、

ベールをかぶっている女性もいれば、

ミニのジーンズスカートを粋に着こなす少女もいるし、

サリーをまとった体格のいい年配の方もいる。

 

残念ながら、チャイナ服を着た中華系の人と、浴衣をまとった日本女性は

見なかったので、そういう人もいれば、もっとおもしろいのにな、とも思う。

 

民族衣装がずっと残っているというのは、どういうことだろうな。

イスラム教のように宗教に結びついているのか、

サリーもヒンズー教の証なのかな。

 

最近では、日本でも着物や浴衣がトレンドとして紹介されていて、

ユニクロなどのお手軽洋服ショップでも見かけたりするけれど、

やっぱり民族衣装は、ズシンと心に響く。

 

それは、祖先の伝統を肌で体感できるからもしれないし、

ある意味、決められた装いのなかにピカっと光る、

それぞれの個性なのかもしれない。

 

なんてことを、クアラルンプールの町をフラリと歩きながら思った。

 

ちなみに、マレー系女性の顔は、目がパッチリと丸く大きく、

鼻は多少低め。愛想よく笑ってくれたときは、最高にキュート。

インド系女性の顔は、彫が深くて、目がすっと奥まっていて

眉毛と近い。みんなモデルのように美人に見える。

それに対して中華系女性は、目が多少小さめで、鼻も小さい。

マレー系、インド系に比べると、肌色も薄い。

中華系女性は日本人そっくりで、思わず親近感を感じたのでありました。