昨日のブログにも書いたように、先日、手話関連の公式行事に参加した。
当然のことながら、主役は聞こえない人。人数も断然多い。
夜の集いに参加したら、手話!手話!手話!の会話で、
さながら、異国に訪れた外国人のような気持ちになった。
目まぐるしい手の動きを追いながら、動体視力が養われそうだなぁ
なんてことも思った。
そんな集団のなかで、ときおり聞こえる人に出会と、
「あなたも健聴なんだ!」と、
ちょっぴりホッとした気持ちになる。
手話で会話をするときは、聞こえる人のほとんどは声を出さない。
手話と日本語は文法が違うので、
声をだしながら手話をするのは不可能だからだ。
なので、聞こえる人かどうかは、
自分で「僕、聞こえるんです」と告白するか、
「この人、聞こえるんだよ」と暴露されるまで、まったく分からない。
デフワールドのなかで、聞こえる人と出会ったときの気持ち。
それは、東京で同じ田舎出身の人と会ったときのような、
外国で、見ず知らずの日本人と会ったときのような、
宇宙で、地球人と会ったときのような(想像だけど)
そんな感じに似ている。
そんな気持ちを味わったとき、ふと思う。
きっと、聞こえない人が、聞こえる社会のなかで、
聞こえない人と出会ったとき。
圧倒的に数の多い聞こえる人のなかで、
手話で通じる人に出会ったとき。
きっとこんな気持ちがするんだろうなぁと思う。